- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県豊岡市
- 広報紙名 : 広報とよおか 2025年6月号
■地図混乱地域の解消事業が採択されました
本市では、北但大震災からの復興の際に、二重登記や地番表示の相違、空白地などの地図が混乱した歴史があり、現在に至るまで、公共事業や土地取引に影響を及ぼしています。
神戸地方法務局では、本市からの地図作成要望を受理し、不動産登記法第14条第1項に基づく正確な地図を作成する「法務局地図作成事業」を行うことを決定しました。この事業により地図混乱地域の問題を解消します。
該当地権者の方には、7月以降に神戸地方法務局から詳細な資料を送付します。
なお、本事業は費用の全額を国の負担で行います。
◆法務局地図作成事業(防災・まちづくり型)
事業目的:人口集中地区での地図混乱地域の問題を解消する。
法務局が境界確認(現地立会)を行い、正確な地図を作成し、登記も修正します。
事業主体:神戸地方法務局
実施期間:2025年7月から27年3月まで
対象地域:中央町、元町、小田井町、幸町、寿町、泉町、千代田町および大手町それぞれの(想定範囲)一部
※約50ヘクタール、3,400筆余り
◇想定スケジュール
2025年7月頃:
・測量基準点を設置し、現況を測量
・地権者に説明資料を送付
2025年8月頃:地権者からの個別質問会を開催
2026年1月頃から順次:地権者と現地立会にて境界確認
2026年11月頃:地権者に結果図面など送付・縦覧
2027年3月:法務局の地図備付・登記処理完了
◇正確な地図作成による効果
・地図混乱の問題解消
・境界明示による財産保全
・土地取引の円滑化
・公共事業の効率化
・災害復旧の迅速化
◆YouTubeで事業を紹介しています
▽「登記所備付地図作成事業の実施について」
【HP】https://www.youtube.com/watch?v=xhYSQPvC-fU
※「登記所備付地図作成事業」は「法務局地図作成事業」の旧事業名です。
問合せ:地籍調査課
【電話】21-9064