くらし クローズアップ豊岡(12)ーキャンプやバーベキューでの火災やケガに要注意ー

夏になるとキャンプやバーベキューなど屋外で火気を使用することが多くなります。バーベキューなどで使用する製品には、使用方法を間違えると火災やケガにつながるものがあります。使用前に注意事項をよく読み、正しく安全に使用しましょう。

◆バーベキューでの火災事例と注意点
◇コンロの火力が弱くなったため、炭に消毒用アルコールを注いだところ、火柱が上がり、衣服に引火し、やけどをした。
・火の近くで消毒用アルコールなどを使用しない。

◇炭を継ぎ足す際に着火剤も継ぎ足したところ、突然火が大きくなり、やけどをした。
・着火剤の継ぎ足しはせず、適切に使用する。

◇バーベキューで使用した炭に水をかけてから廃棄したところ、再び燃えて火災となった。
・水をかけるだけでは消火できていない場合があるため、長時間バケツの水に浸けたり、火消しつぼに入れたりして確実に消火してから廃棄する。

◇カセットコンロを2台並べて使用していたら、ボンベが爆発した。
・コンロを複数台並べて使用したり、コンロ全体を覆う大きな鍋を使用すると、ボンベが高温となり爆発する可能性があるため注意する。

◇コンロやたき火の近くで虫よけスプレーを使用したところ、スプレーのガスに引火しやけどをした。
・火の近くでスプレーを使用しない。

問合せ:豊岡消防署調査係
【電話】24-8039