- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県加古川市
- 広報紙名 : 広報かこがわ 令和7年2月号
■浪曲師 京山 幸太(きょうやま こうた)さん
加古川市出身。大学在学中に二代目京山幸枝若に弟子入り。文化庁芸術祭賞新人賞、咲くやこの花賞を受賞。
◇浪曲との出会い
ミュージシャンになりたくて、いろいろな音楽を聴くうちに、日本の音楽のルーツが浪曲だと知りました。18歳の時に師匠の浪曲を生で見て、しびれてしまったんです。「これだ!」と感じ、弟子入りを決めました。
◇浪曲の魅力
浪曲は自由にアレンジでき、物語と音楽が同時並行で進みます。三味線の和の旋律に乗せて現代語で話すので聴きやすいんです。お客さんが情景を想像できることも魅力の1つですね。
◇加古川を「演芸のまち」へ
私のような大衆芸人は世間に売れないといけません。浪曲師として実力を付けて活躍することで浪曲をPRできればと思っています。私も師匠や偉大な先輩方に続いて有名になり、加古川市を演芸のまちと言ってもらえるようにしたいですね。
躍動感あふれる舞台でお客さんを魅了