子育て 特集:大人もこどもも地域で一緒に!かこ☆くらが始まるよ!(2)

■ひと足先に体験!かこ☆くら体験レポート
かこ☆くらの開始に向け、令和6年度は7種目で試行プランを行いました。体験した生徒と指導者に話を聞きました。

◇保護者の声
練習の様子も見られて楽しいです。
こどもの「やってみたい」を応援したい!

◇加古川ならではのスポーツに挑戦
参加者 穴田 瑛大さん
中学校では美術部で、週末には水上スポーツクラブで活動しています。部活動にはないスポーツだし、幼少期にカヌーを体験して楽しかったのでやってみたくて。他校の子と一緒に練習しています。最初は同じ場所でぐるぐる回ってしまったけれど、漕ぎ方のこつをつかみ進めるようになりました。技術だけでなく、水の怖さや付き合い方も学んでいます。水上スポーツは、水や風などの自然を感じられるのが魅力です。専門の指導者に教えてもらえるし、もっと仲間が増えるといいな。加古川ならではのスポーツをこれからも続けていきたいです。

◇社会の中で成長できる
水上スポーツクラブ指導者 尾野藤 直樹さん
スポーツは、目標達成のためできないことに挑戦します。成功するためには失敗も大切。失敗は人間性も高めます。水上スポーツを通じて、こどもたちが成長するとともに、加古川に触れる機会になってほしいと思っています。
かこ☆くらでは、こどもたちが学校から飛び出すことで、新たな大人や仲間と出会い、コミュニティが広がります。いろいろな社会を知ったり、新たな居場所を見つけたりするきっかけにもなるといいですね。

◇さまざまな人が関わるクラブへ
ハンドボール指導者 谷川 留美教諭
中学校でハンドボール部の顧問をしています。部活動は試合に勝つことを目標にしていますが、試行プランではハンドボールの楽しさを味わえるよう考えました。ハンドボールは身体接触が多いスポーツ。プレーを通じて、信頼したり励まし合ったりといった関係性も築けます。
新しく始まるかこ☆くらに向けては、かつてハンドボールをしていた人にも声を掛けています。多くの人が関わる、地域に根付いたクラブになるといいと思います。

◇やってみたい!が実現
参加者 川端陽向さん
僕の学校にはハンドボール部がなく、やってみたかったんです。指導者がたくさんいて基本の動きから教えてもらえ、気軽に質問もできました。経験者が多く初回は緊張したけれど、すぐに仲良くなり、シュートを決めた時はみんなで盛り上がりました。試合の応援に行くなど今も交流が続いています。
僕はいろいろなスポーツや文化活動に興味があるので、一つに絞らず複数参加ができるかこ☆くらがいいなと思います。新しいことに挑戦でき、友達も増える場になるといいですね。

■ギモンを解決!QandA
◇活動の参加に費用はかかる?
指導者の報酬や保険など、活動継続のために月会費や年会費が必要です。金額は活動日数などに応じて各クラブが設定します。

◇事故やけがをしたときはどうなる?
生徒や指導者などのスタッフはスポーツ安全保険などに加入します。万が一の場合は、事故やけがの保障を受けられます。

◇活動日数や時間帯は?
部活動のように平日に活動するクラブもあれば、週2回や休日だけなど、活動の仕方はクラブによって変わります。時間帯も、日中や夕方、夜間などさまざまです。

他の質問はこちら(※本紙参照)

■かこ☆くら 参加クラブ募集
こどもたちがスポーツ・文化芸術活動に取り組む機会を提供できるクラブを募集します。
くわしくはこちら(※本紙参照)

問い合わせ:
かこ☆くら…スポーツ・文化課【電話】427-9180
部活動…学校教育課【電話】427-9758