健康 子宮がん検診を受けましょう

◆オンライン診療始めました
婦人科外来には月経困難症や更年期障害の患者さんが多く来られますが、ほとんどの患者さんはピルなどのホルモン治療、漢方による内服薬の治療で軽快しています。
受診して最初の数回は治療方法の調節が必要ですが、多くの人が自分に合った治療方法が見つかって、症状が安定しています。
安定してきたらオンライン診療も可能です。
オンライン診療では自宅や職場などから、スマホなどのアプリを使用したビデオ通話による対話および処方が可能です。婦人科でよくある月経不順、更年期障害の患者さんは10代~50代の家庭的にも社会的にも忙しい人が多いですが、オンライン診療では通院時間、待ち時間を短縮できるメリットがあります。
もちろん予約の日までに心配なことがあったり、患者さんのご希望があれば通常の対面での診療への変更も可能です。
ご希望の人は、まずは当院の婦人科に相談してください。

◆レディースオンライン外来
診療日:第2金曜日 午前(予約制)
初診時と年に1回から2回は、当院の婦人科外来での対面診療となります。(月~木の午前中 祝日は除く)

◆婦人科がんの早期発見のために
子宮頸がんの早期発見のために子宮がん検診は1〜2年に1回は受けることをお勧めします。
子宮がん検診は欧米諸国では80%以上の受診率に対し、日本では30%~40%台と低い水準です。
子宮がん検診は恥ずかしい、痛そう…と敬遠されているかもしれませんが、子宮頸がんは初期では無症状なので、症状が出てからの受診では進行していることがあります。検診ではがんになる前の異形成の段階での診断が可能です。子宮頸がんは30歳から40歳代の若い人に多く見られるがんなので、忙しい世代の人にも子宮がん検診をぜひ受けて欲しいです。
今年は12月13日(土)に休日健診を予定していますので、しばらく仕事などで受けられていない人はぜひ利用してください。

◆~こんな人は困っていなくても早めに婦人科へ~
閉経後の出血、お腹が急に出てきた、45歳未満で生理が3カ月以上ない、貧血を指摘された、生理が9日以上続く時

問合せ:市民病院産婦人科
【電話】43・3222【FAX】43・0351