- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県三木市
- 広報紙名 : 広報みき 2025年7月号
■インタビュー それぞれの想いが詰まったこども食堂
◇子どもたちの「やりたい!」を叶える場所に
風和里(ふわり)~もぐもぐ食堂~
大西弓佳さん・髙橋鮎美さん
もともと自宅で知り合いの子どもたちにごはんをふるまっていたことがきっかけで、「それならもっと多くの子に」と、こども食堂を始めました。また、別で運営していた運動サークルとも連携し、食事も遊びも全力で楽しみながら、子どもたち自身がやりたいと思ったことを実現できる居場所をめざしています。「ただいま」と笑顔で学校から帰ってくる子や、地域の人との新たなつながりが生まれていることが何よりうれしい瞬間です。これからも子どもたちの「やりたい!」を叶えながら、思い出に残る楽しい時間をともに過ごしていきたいです。
◇地域一体となって子どもたちを支える
おだんごぱんキッチン
都築智枝子さん
「子どもたちのために何かできないか」という思いで、おだんごぱんは約24年前から地域と連携したさまざまなイベントなどを企画・実施してきました。そうした取組の中で「吉川地区にもこども食堂を」という声が寄せられたことをきっかけに、令和4年からこども食堂としての活動も開始しました。ボランティアや食材を提供してくれる方など、多くの支えがあってこそ運営できており、この場所には「地域の子どもたちを応援したい」というみんなの温かな想いが詰まっています。これからも、誰もが気軽に訪れ、ワクワクできる居場所をつくっていきます。
◇店舗を活用して子どもたちが気軽に立ち寄れる場所を
子ども食堂 よりみち
山上元子さん
地域活性化に貢献したいという思いから、普段経営している飲食店舗を活用して、こども食堂を運営しています。子どもたちが集まって楽しむ姿や成長していく様子を間近で見れることが嬉しく、やりがいを感じています。スタッフが少ないため大変な時もありますが、お客さんをはじめ、周りの方が食材を提供してくれたり、一緒にメニューを考えてくれるなど、みんなにも支えてもらいながら運営しています。これからも多くの人にこども食堂のことを知ってもらい、気軽に立ち寄ってもらえる場所にしていきたいです。
■編集後記
今回、市内のさまざまなこども食堂を取材させていただきました。運営スタイルはそれぞれ違っても、どこもあたたかく迎えてくれる雰囲気がとても印象的でした。取材後に「ぜひ食べていって」と声をかけていただき、子どもたちと囲んだ食卓はお腹も心も満たされるひとときになりました。そんな居心地のよさが、地域の大切な居場所になっているのだと実感しました。気になっている方は、ぜひ一度のぞいてみてください。今回取材にご協力くださった皆さま、ありがとうございました!
広報担当M
■こども食堂に携わってみませんか?
各こども食堂では、調理や配膳、子どもたちの見守りなどを行うボランティアを募集しています。また、食材などの寄付・提供も随時受け付けています。みんなで地域の子どもたちを一緒に支えませんか?興味のある方は各こども食堂や(市)こども福祉課に問い合わせてください。
・ホームページ ※本紙の二次元コードを読み取りご確認ください。
問合せ:(市)こども福祉課 家庭支援係