くらし こんにちは!地域包括支援センターです

■地域にある資源を活用しよう
〜介護保険外サービス利用のすすめ〜

介護保険制度は、在宅介護を必要とする高齢者の増加に対して、介護を社会全体で支えるために平成12年度より始まりました。しかし今後、後期高齢者人口の増加と介護の担い手不足によって、介護保険サービス提供の維持が困難になるなどの問題が懸念されています。
高齢化率の高い養父市では、すでに医師、歯科医師、看護師等の医療の担い手不足が深刻な問題となっていますが、介護職も5年後に同じように働き手がいるとは限らない状況です。介護が必要になった時に、今後も介護保険サービスが使えるよう、適正に利用する必要があります。介護の必要はないが、高齢のため外出機会が減ったからデイサービスに行く、一人暮らしになって買い物に行けないからヘルパーを利用するといった介護保険サービスは、今後利用が困難になるかもしれません。
そこで、少し動きにくくなった、少し買い物や調理がしにくくなった、少し外出が億劫になったなどの時には、介護保険サービス以外の地域の資源や市の事業や制度を活用してみてはいかがですか。デイサービスの代わりに地区で行っている毎日元気にクラスやふれあい喫茶に参加する、自治協議会が行っている喫茶やイベントに参加するなどして、閉じこもりを予防することができます。また、ヘルパーの代わりに、移動販売を活用してご自身で買い物をしたり、給食サービスや業者の配達弁当を利用するなど、今までのやり方を少し変えるだけでも、介護保険サービスに頼らず出来るようになります。
介護保険サービス以外にどのような資源や事業、制度があるのか、養父市ホームページに掲載しているので、活用してください。また、近くの高齢者等総合相談センターにご相談いただくと、様々な制度や事業等の情報を知ることができます。お気軽にご相談ください。

高齢者等総合相談センター(本紙参照)
介護保険外サービス一覧(本紙参照)

お問い合わせ：社会的処方推進課　地域包括支援センター
【電話】079-662-6141