くらし 消費生活センターからのお知らせ

■「太陽光パネルの点検が義務化された」という点検商法に注意!
太陽光発電システムの点検が義務化されたと無償点検を勧められ、パネルの洗浄や修理を契約させられたという相談が増えています。

▽相談事例
突然訪ねてきた業者が「太陽光パネルの点検が義務化された。今日なら無償で点検する」と点検を勧められ、依頼した。点検後「パネルが変色しており火災につながりかねない」と説明され、不安になり40万円で契約してしまった。だまされていないだろうか。
(70歳代 女性)

▽アドバイス
太陽光発電システムは、関係法令に沿って適切に維持管理することが求められますが、点検義務の対象になるかは、国の固定価格買取制度の利用の有無や出力などにより異なります。
・システムの効率的で安全な利用のためにも定期的な点検を行うことは重要ですが「義務化されたのですぐに点検が必要」などと契約を急がせるセールストークをうのみにすることは危険です。
・まずは、システムの設置業者やメーカーに点検が必要かどうかを確認し、修理する場合も複数の業者に見積りを取って慎重に検討しましょう。
・電話勧誘や訪問販売で契約した場合は、契約書面を受け取ってから8日間以内であれば、クーリング・オフで契約解除できます。また、噓の説明や不安をあおるような言葉で契約してしまった場合は取消できる場合があります。

不安なときは、消費生活センターに相談しましょう!

問い合わせ:【電話】079-662-3170