くらし 令和8年 新年のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和8年1月号
■“未来へ飛躍するまち”を目指して
明けましておめでとうございます。
市民の皆さまには、健やかに輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をコンセプトに開催された大阪・関西万博は、2500万人を超える多くの来場者でにぎわい、「一人一人の命の尊さ」が世界的な視点で確認され大盛況のうちに幕を閉じました。
その一方で、現実の世界に目を転じますと、和平への道筋が依然として厳しいウクライナ戦争や停戦合意したものの人道違反が続くガザ紛争など、国際秩序の正常化と平和的な解決が強く望まれます。改めて「命」の尊さを認識する中で、私たちの日常生活を振り返りますと、列島各地で頻発する地震、大型化する台風や線状降水帯による洪水被害、猛暑による渇水などが私たちの生活を脅かしています。さらに昨年多発したクマ被害は、人と自然の有り様に新たな一石を投じたところです。これらに加え、凶悪化・巧妙化・広域化する特殊詐欺犯罪の横行など、私たちの身に迫る危険は刻々と変容しており、平素から「命」を守る備えや行動を意識しておく必要があります。
市といたしましても、「今までは」の考えを払拭し、あらゆる方面に目を配り「幸せと暮らしを守る」ことを第一義に市政を運営して参ります。
さて、昨年は、市民の皆さまに「住みたい・住み続けたいと思われるまち」の実現を目指し、ライフステージに合わせた切れ目ない施策を実施しました。とりわけ、学校給食の完全無償化や妊産婦健康診査費、新生児聴覚検査費の全額助成など、従来に引き続き若者や女性、新たな生命の誕生に目を向けた施策を重点的に実施しました。
これら継続的な取り組みが功を奏してか、国が一昨年に公表したデータでは、若年女性人口の減少率を示す数値は10年前に比べ1割近く回復しています。さらなる効果の上積みを目指し、今後も弛むことなく積極的に施策を推進して参ります。
一方、本市は、近い将来に高齢人口が生産年齢人口を上回ることが予測されています。現役世代が大きく減る中で、多様化する地域の皆さまの悩みに対して、従来の支援が十分に行きわたらなくなるおそれがあります。
そこで必要になるのが、誰もが地域の一員として尊重され、安心して暮らせる「地域共生社会」であり、「地域住民」「地域の関係者」「行政」が密になり結束して支援をしていく取り組みの強化です。生活が立ち行かなくなるというマイナス思考ではなく、「これまでできなかったことが地域の結束によりできるようになった」と、どなたにも生きがいを持って住んでいただける「地域共生社会」の実現に向け、なお一層戦略的に取り組んで参ります。
これらは、すぐに成し得るものではありませんが、千里を駆ける馬が如く着実に歩を進めつつ、駿馬が勢いよく跳ねるように「未来へ飛躍するまち」を目指し市政運営に努めて参りたいと存じます。
結びに当たり、本年が皆さまにとりまして、幸多き年になりますことをご祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。
朝来市長 藤岡 勇
■「市民の皆さまに寄り添い、課題解決へ」
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては新春をすがすがしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。新しい年を迎えるにあたり、まずは昨年中の私ども朝来市議会の活動に対しまして、ご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、昨年もさまざまな出来事が私たちの生活に影響を与えました。
まず、日本中で問題となった米不足についてですが、異常気象や農作物の不作が影響し、全国的に米の供給が厳しくなる中で、朝来市でも店頭での米の購入が難しい期間が続きました。このことにより、農業の重要性が再認識されました。
また、夏には記録的な少雨により、農業用などの水利確保が困難な状況が続きました。そして、クマ被害が全国的に増加したことも、大きな問題となりました。クマ被害をはじめとする自然災害や動物との共存の問題も課題として、私たちの日常に影響を与えました。
市民の皆さまにおかれましては、日々の生活に不安を感じることが多い一年であったと思います。
そのような中、高市内閣が誕生し、初の女性首相が登場したことは、政治の歴史においても大きな一歩となりました。
10月に執行された市議会議員選挙では、16人の市議会議員が新たに選出され、これまで2人であった女性議員が3人となりました。女性のリーダーシップがますます重要視される中で、朝来市議会としても男女共同参画を目指し、多様性を尊重し、議員一人一人が全身全霊をもって議員活動、議会活動に邁進してまいります。
朝来市においては、人口減少という課題に直面しており、これに対する対策を一層強化していかなければなりません。特に、若者が集まり、活気ある地域社会を築くために、インフラ整備、地域医療体制の充実、教育・スポーツ・文化の振興に力を入れていくためにも、市議会では皆さまからの大切な声をお聞かせいただきたいと考えております。
また、下水道や道路など、老朽化が進むインフラの整備にもしっかりと取り組み、生活の質を守るための基盤づくりも必要と考えております。市民の皆さまの安全・安心を守るため、これからも議会一丸となって、皆さまの声をしっかりと受け止め、政策に反映させていきます。
本年も市民の皆さまとともに、さらなる地域の発展を目指して歩んで参りますので、変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。
朝来市議会議長 浅田 郁雄
