くらし 〔市長室だより〕前途洋洋たる未来に向けて

少しずつ日脚が伸び、三寒四温の季節となってまいりました。
先月の12日、山崎文化会館において「しそう二十歳の祝典」を開催させていただきました。293人の参加者を迎え、今年も実行委員会の皆さまを中心に企画運営していただき、素晴らしい祝典となりました。その席で、二十歳(はたち)の門出を祝し「ふるさと宍粟」を代表して、心からエールを送らせていただきました。今回、二十歳を迎えられた皆さまは、コロナ禍にあって様々な制限のもと、学生時代を送られてきたことと思いますが、この経験は必ずや今後に生かされることでしょう。皆さまが前途洋洋たる未来に向けて、大きく飛躍されることを期待しております。
宍粟市は、若い人が夢や希望の持てるまちづくりを進め、誰もが「住み続けたい、住んでよかった」と思っていただけるまちをめざしてまいりますので、市民の皆さまのお力添えをお願いいたします。
また、その翌日の13日には、千種町において「板馬見山大とんど」が開催されました。地域の保存会の皆さまが中心となって、毎年、地域の安全と無病息災、さらには宍粟市全体の安全・安心を願い、開催をされております。市内各地でも、それぞれ「とんど」が行われておりますが、こうした風景を次代へとつないでいくことが大切であると改めて思いました。お世話いただく関係者の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日はつづきます。身体には十分に気をつけていただき、元気にお過ごしください。

宍粟市長 福元 晶三