くらし 〔市長室だより〕市制20周年を迎えて

これまでにない短い梅雨が明け、夏本番を迎えましたが、皆さま元気でお過ごしでしょうか。
さて、6月29日には山崎文化会館にて「宍粟市制20周年記念式典」を挙行いたしました。20周年という大きな節目を迎えることができたのも、市民の皆さまや関係者の皆さまのご支援とご協力の賜物であり、心より感謝を申し上げます。
平成17年4月1日に4町が合併して「宍粟市」が誕生してから今日までの20年間、それぞれの町の歴史や文化、人のつながりを大切にし、ひとつの市(まち)として一体感を育みつつ歴史を刻んでまいりました。この間には、豪雨災害やコロナ禍などの幾多の試練や困難もありましたが、その都度、市民の皆さまのご協力や関係機関のご支援のおかげをもち、乗り越えることができましたこと、改めて深く感謝を申し上げます。
20周年を機に、次の10年、20年に向かって、皆さまと共に新たなスタートを切りたいと考えています。人口減少、少子高齢化、デジタル化など、大きく変貌する社会に向かい確かな一歩を踏み出し、宍粟市の強みである、人と人のつながりや絆、地域の特色などを原動力として、自然と調和するまち、誰もが自分らしく暮らせるまち、子どもたちが夢や希望を持ち未来を描けるまち、そのような「ふるさと宍粟」であり続けられるまちづくりを進めてまいります。皆さまには、今後とも変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。
今年も連日暑い日が予想されます。こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症には十分気をつけていただき、元気にお過ごしください。

宍粟市長 福元 晶三