- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県多可町
- 広報紙名 : 広報たか 2025年3月号
■野球の楽しさを知った 僕たちには帰る場所がある
「兵庫県高校野球連盟」2024年度優秀選手
市位杯偲さん(育英高校3年生)・市川涼雅さん(西脇工業高校3年生)
兵庫県高校野球連盟が、その年度に活躍した選手15人を選ぶ優秀選手表彰に、多可町の市位杯偲さんと市川涼雅さんが選ばれました。
2人は、小学1年生から八千代少年野球クラブに入り、6年生では、市川さんがピッチャー、市位さんがキャッチャーを務めました。
(市川)「杯偲はどんなときも声をかけて支えてくれた。とても信頼していました。」
そんな2人は、中学で硬式野球の道へ進み、市位さんは育英高校、市川さんは西脇工業高校で野球部に入部し、ともにキャプテンを務めました。(市位)「高校入学当初は、寮生活にも慣れなくて、先輩も怖いし、最初はすごくしんどかったです。でも、キャプテンになって、自分のことだけじゃなく全体を見て判断しないといけない立場になったことで、人の気持ちを考えながら生活するようになって、人として成長できました。」
(市川)「1年生のときは練習についていくのが大変でした。キャプテンになって、責任感やプレッシャーも大きかったんですが、自分から考えて動くこと、みんなの意見をまとめて動くことを意識することで、視野が広がりました。」
共に甲子園で戦おう。
2人の願いは叶いませんでしたが、野球への思いはまだまだ終わりません。
(市川)「少年野球で野球の楽しさを教わり、中・高で野球の苦しさを教わりました。辞めたいと思うこともあったけど、お世話になった人たち、応援してくれる人たちがいたから続けることができました。まだまだやれると思っています。憧れられるような選手、人間になりたいです。そして多可町大好きです!」
(市位)「小学生の頃は、学年の枠を超えてみんなが仲良かった。そのおかげで、高校になっても、後輩とは仲良くいい関係を築けました。大学ではさらにレベルの高いところで自分ができることを精一杯がんばって、応援される選手になりたい。」
取材中、ガルテン八千代グラウンドで夢中でボールを追いかける姿は、小学1年生の野球少年のままだった。