- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県神河町
- 広報紙名 : 広報かみかわ 令和7年7月号
2024年に施行された認知症基本法の「新しい認知症観(※)」に基づき、神河町では「(1)認知症とオープンに言えるまち(2)認知症をあたたかく受け止められるまち」を目指しています。
■今回は見守り編
近所で「ちょっと気になるな」「以前と様子が変わったな」という方はいませんか?今まで出来ていたことが徐々にできにくくなってきた方かもしれません。そこで今回は、地域にお住いの方々や事業所の皆さまが、日常生活や普段の業務の中で役立つ見守りのポイントをご紹介します。
◆あなたのまわりに、こんな「人・こと」ありませんか?
◇身体
・急にやせた、急に太った
・不自然な傷やあざがある
・体臭、尿臭がきつい
◇服装
・季節に合っていない
・ひどく汚れている
◇話しぶり
・話のつじつまが合わない
・「死にたい」などと口にする
・些細なことで怒りだす
◇道路で
・道に迷っている
・意外な場所で見かける
◇郵便受けなど
・新聞や郵便物がたまっている
・牛乳などが配達されたままになっている
◇金融機関で
・通帳や財布がないと頻繁に言う
・銀行などの窓口で手続きができない
◇ゴミ
・ゴミが家や家の敷地に溢れている
◇店舗で
・いつも来る人がしばらく来ていない
・同じものを大量に購入している
・お札ばかりを出したり、支払いを間違えることが多い
(「誰もが気づける みまもりナビ」より)
このようなサインに気づいた時、「みまもりナビ」が必要な方は
地区の民生委員児童委員か地域包括支援センター(【電話】32-2421)へご連絡ください
目指したいのは「孤立を作らない地域」です。
誰もがちょっと困った時に「助けて」とSOSを言える「お互いさま」で支えあえる地域を作りましょう。
◇本人の声を尊重した※「新しい認知症観」とは
認知症になってからも個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、希望を持って暮らし続けることができるという考え方
問合せ:健康福祉課(地域包括支援センター)
【電話】32-2421