くらし 将来、町で活躍する人を応援します 太子渕(ふちせ)瀬育英基金奨学金2026年度奨学生募集

一般財団法人太子渕瀬育英基金は、町内に在住している高校生に対して、大学で学ぶことができるよう支給する「返済不要型」の奨学資金です。2026年度の奨学生を募集します。
給付月額:5万円(年額60万円、初年度80万円)
給付期間:令和8年4月~令和12年3月
応募資格:次のいずれにも該当する人
(1)令和8年4月に日本国内の大学(4年制の学部・学科に限る。ただし、通信教育課程および夜間学部を除く)に入学する人
(2)応募時点で太子町に住民登録がある、または、兵庫県立太子高等学校に在籍し、令和8年4月2日現在、20歳以下である人
(3)経済的な支援を必要としている人
(4)大学卒業後5年以内に、町内の企業に5年以上勤務する意思がある、または、町内で起業し5年以上営業を継続する意思のある人
※他の奨学金との併用については、貸与型奨学金は可とするが、給付型奨学金は不可(ただし、海外留学支援の奨学金は可)
※授業料減免制度または実質的に授業料減免に相当する給付型奨学金は併用可
募集概要:
(1)募集期間
・一次
書類審査 10月6日🈷~11月7日(金)
・二次
小論文 12月1日🈷~12月26日(金)
面接 令和8年1月頃(別途個別通知)
※一次選考の結果は11月22日(土)(予定)までにメールにて、二次選考の結果は令和8年3月中に通知します。
(2)募集人数 1人程度
資格喪失:次のいずれかに該当したときは、奨学生としての資格を失います。
(1)停学または退学したとき
(2)最短就業年限で卒業できる見込みがなくなったとき
(3)併用を認めていない他の給付型奨学金を受給したときなど
その他:応募方法、奨学生の義務など、制度の詳細については、財団ホームぺージをご確認ください。

◆奨学生OB・OGの声
令和7年度から、奨学生OGの栗岡莉子さん(神戸常盤大学教育学部卒業)が町内の保育所に就職され、勤務されています。奨学生OB・OGの声として、栗岡さんからお話を伺いました。
私は太子渕瀬育英基金の給付奨学金をいただき、神戸常盤大学教育学部で4年間学ぶことができました。私は母子家庭で高校生の頃からアルバイトをし、小さい頃からの夢であった保育士になるために学業との両立をしてきました。大学に通うためには授業料だけでなく、交通費や教材費などさまざまな面でお金が必要になります。
しかし、給付奨学金をいただけたことで金銭面での負担が減り、学業にしっかりと取り組むことができました。そのおかげで今年の4月から町内の保育園で保育士として働くことができ、小さい頃からの夢を叶えられ、とてもうれしく思っています。
太子町への恩返しができるよう、子どもたちや保護者の方に寄り添える保育士になりたいです。

問い合わせ:(一財)太子渕瀬育英基金事務局
【電話】276-6700