- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和8年1月号
利神城跡が国の史跡に指定されてから8年。このたび、今後の具体的な整備プランを示す「整備基本計画」を策定しました。11月30日には、その内容を紹介する「利神城シンポジウム」を、さよう文化情報センターで開催しました。
◆未来へつなぐため 保存と活用の道筋
平成29年に国史跡に指定された利神城跡。町は、令和元年度に「保存活用計画」を策定して以降、調査研究を重ねながら、どのように利神城を守り、次代へ引き継いでいくかを検討してきました。
石垣の崩落が進んでいる箇所もあり、早急な対策が求められていることから、保存と活用の両面において取り組みを進めていく必要があります。
こうした中、このたび利神城跡の魅力を引き出しながら、安全に見学できる環境を整えるための具体的な整備方針や工程を示した「整備基本計画」がまとまりました。
3月末までには町ホームページで計画を公開し、町民のみなさんへも広く情報をお伝えしていく予定です。
◆歴史を守り、地域の宝にするために
11月30日には、その内容を紹介する「利神城シンポジウム」をさよう文化情報センターで開催。会場には約100人が訪れ、利神城の歴史やこれからの展望への理解を深めました。
シンポジウムでは、整備基本計画策定委員長を務める、県立歴史博物館の藪田 貫(やぶた ゆたか)名誉館長が登壇。これまでの調査で分かった利神城の特性や、保存と活用を調和させる整備の方向性を説明しました。
籔田委員長は「利神城跡を保存するだけでなく、歴史ある平福の町並みとともに、地域資源として新たな価値を見出していきたい」と来場者や佐用町民にも呼びかけました。
利神城の魅力を、未来へつなぐための新たな一歩が始まりました
