- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和7年11月号
◆04 基金残高
◇減債基金などに約5億5,000万円を任意積立
基金は、家庭でいう貯金です。歳入から歳出を引いた残りを積み立て、臨時の出費や財源不足時に取り崩して使います。令和6年度には、大型事業の起債償還など将来の財政需要を見据え、「減債基金」などに合計で約5億5,000万円を任意積立しました。

◆05 町債残高(普通会計)
◇各種大型事業により前年度から1億円超の増
町債とは、大きな事業を行うために借り入れるお金のことで、令和6年度は、各種大型事業を実施したことから前年度比で1億円以上増加しました。一方で、普通会計以外もあわせた佐用町全体の町債残高は約159億円で、合併以降最小となりました。

◆06 健全化判断比率、資金不足比率
◇町の財政状況は「健全段階」
令和6年度の実質公債費率は1.1%。将来負担比率は、「無し」。いずれも、国の基準を下回っており、良好な状態にあります。町では、引き続き行政改革を推進し、健全な財政運営に努めていきます。
○健全化判断比率
一般会計などの実質収支は黒字で、全会計において資金不足はなく、安心できる状況です。「実質公債費比率」と「将来負担比率」も、国が定める早期健全化基準を下回っており、財政の健全性を保っています。

・実質赤字比率…一般会計などの赤字を指標化したもの
・連結実質赤字比率…全会計の赤字を指標化したもの
・実質公債費比率…借入金の返済額の大きさを指標化したもの
・将来負担比率…将来支払っていく残高を指標化したもの
○資金不足比率
公営企業ごとの資金不足額は、料金収入などの規模に対してどの程度あるかを示しています。佐用町はすべての会計で資金不足がなく、財政の健全性を保っています。

