- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和7年11月号
◆全国学力・学習状況調査
◇佐用町の子どもたちの今
文部科学省が、毎年4月に全国すべての小学6年生と中学3年生の学力や学習状況を把握・分析することを目的に実施している「全国学力・学習状況調査」。佐用町の子どもたちの現状を公表します。
・学力
国語・算数(数学)ともに全国平均と大きな差は見られない結果となりました。小中学校ともに国語の漢字を書く問題や、計算をする問題など、基本的な技能は身についています。
意味を正しく捉えて、相手に伝えたり、説明をしたりする問題に課題が見られたので、今後は重点的に指導をすすめます。
・生活
小中学校ともに「学校に行くのが楽しい」と答えている率が県や全国に比べて高い結果となりました。しかし、「自分には良いところがある」の設問では、自分に自信をもてない子どもが多いという課題がわかりました。
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結果を踏まえて
◇輝きを広げ、可能性を磨く
・佐用町型連携教育により、小中学校が連携して学力向上の体制を整えます。
・全教職員参加の教育講演会で課題を共有し、研修会などで学力向上に向けて議論を深めていきます。
・豊かな心を育む道徳教育・人権教育を充実させ、子どもの自尊感情を高めます。
・1人に1台配付している端末などを効果的に活用して、きめ細かな指導を充実させます。
◆学力の状況
・小学校6年生国語正答率

長所:漢字を正しく使うことができる
課題:読み取って、正しく伝えることに課題
・小学校6年生算数正答率

長所:分数の計算ができる、はかりの目盛りがよめる
課題:図形や説明をする問題に課題
・中学校3年生国語正答率

長所:漢字を正しく使うことができる
課題:読み手の立場に立って文章を整えることに課題
・中学校3年生数学正答率

長所:一次関数の理解ができる
課題:問題の解決方法を説明することに課題
◆生活の状況
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・学校に行くのが楽しい

長所:小中学生ともに、県・全国平均より高い傾向
・自分には良いところがある

課題:自尊感情の低さが課題
問い合わせ:教育課
【電話】82-2424
