- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県香美町
- 広報紙名 : 広報「ふるさと香美」 第250号(令和8年1月号)
■クラシック音楽を身近に
クラシック音楽は普段、聞くことが少ないかもしれせんが、情緒の安定や感受性を高めるなどのメリットがあるといわれています。特に、幼少期のクラシック音楽との出会いは、脳の発達・感性・集中力・社会性などを総合的に伸ばすといわれています。
町教育委員会では、町民、特に小中学生の皆さんがクラシック音楽に触れる機会をつくっています。
■クラシックコンサートand楽器体験会
毎年、香住区中央公民館文化ホールで、町内の小中学生、一般の人を対象に、ピアノコンサートを開催していますが、本年度は「イニスフリー室内アンサンブル」によるコンサートと楽器体験会を開催しました。イニスフリー室内アンサンブルは、豊岡市出身のフルート奏者、上田賢一さんが主宰するアンサンブルです。
昨年6月27日に開催した、小中学生と一般の人を対象としたコンサートでは、モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークや、ドビュッシーの月の光など、テレビなどでもよく放送されている有名な曲が演奏され、テレビで流れてくる音と生の演奏で聞こえてくる音の違いを感じてもらえたと思います。
また、ヨハン・シュトラウスのラデツキー行進曲では、小中学生が指揮者となって、イニスフリー室内アンサンブルの皆さんを指揮しました。指揮棒の振り方によって曲調が変わるなど、指揮者の役割についても体験してもらい、クラシックの面白さを感じてもらえたと思います。
翌日の28日には、一般の人を対象としたコンサートと楽器体験会を開催しました。これは「聴く(受動的)」ことから「演じる(能動的)」への展開を期待して企画したものです。フルートとバイオリンそれぞれに分かれて体験会を開催し、楽器に触れる機会をつくりました。楽器に触れることを継続するために、昨年10月からは「はじめてのフルート・バイオリン講座」を開催し、合計9人が受講しています。
■クラシック音楽アウトリーチプログラム
昨年10月29日から11月6日にかけて、町内8小学校で演奏するクラシック音楽アウトリーチプログラムを実施しました。本年度は、但馬クラシック音楽協会「音の窓」の皆さんに演奏をお願いしました。但馬クラシック音楽協会「音の窓」は、但馬出身・在住の音楽家が令和4年に結成した協会で、毎年の定期演奏会のほか、学校や地域の施設でコンサートを開催しています。
演奏会では、最初にサプライズとして、音の窓の皆さんがアレンジした各小学校の校歌を演奏していただき、児童の皆さんが「あっ、知ってる」と顔を輝かせながら歌っていたことが印象的でした。
町教育委員会では、今後も引き続きクラシック音楽の普及に努め、地域の文化芸術の振興を進めて、豊かで活気ある地域づくりに取り組みます。
問い合わせ先:町教育委員会生涯学習課
