くらし すけっちしんおんせん~まちの話題(1)~

■差別をなくし人権文化をすすめる
8月1日、「差別をなくし人権文化をすすめる町民運動」推進強調月間の開始に伴い、たそがれコンサートが開催されました。プルメリア and メアリーのメンバーによるかわいらしい踊りのほか、浜坂中学校吹奏楽部は息のあった演奏を披露し会場を楽しませました。
8月2日には、夢ホールで人権講演会が開催されました。講師に事故で両足を切断したモデルの葦原海さんをお招きし、障がいのある人の人権についてご講演いただきました。参加者にとって、障がいや人権の課題について考える貴重な機会となったのではないでしょうか。

■川下祭り
7月19日から21日にかけて、但馬三大祭りの一つ「川下祭り」が行われました。
19日の宵宮では町内の子どもたちが「わっしょい」と威勢よく声を上げ、演芸舞台「京二屋台」を引いて練り歩きました。
20日の本祭では宇都野神社を出発した山車や神輿の行列が町内を練り歩き、麒麟獅子舞は家内安全を祈願して優雅に舞い踊りました。
21日の還御祭では御旅所で浦安の舞の奉納やお釜清め神事、茅ノ輪くぐりが行われ、3日間の伝統ある祭りを締めくくりました。

■企業版ふるさと納税
企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)による寄附を吾妻商事株式会社(本社:鳥取県岩美町)からいただき、7月22日に代表取締役の山本明英氏に感謝状の贈呈を行いました。
吾妻商事株式会社からの寄附は令和3年度から引き続き5年連続で寄附をいただいています。山本氏は「加速度的に少子化が進む中、子育て世代のために使ってほしい」と話されました。

■地域資源循環型農業推進のまち
7月16日、新温泉町は町内の耕種農家や畜産農家、地域住民団体関係者などが立会人となって「地域資源循環型農業推進のまち」を宣言しました。
新温泉町は但馬牛の飼育農家の新規参入や多頭飼いが進み、牛のふん尿処理が課題になっています。この宣言に基づき、町などはプロジェクトチームを立ち上げ、コメの生産者から提供受けた稲わらと牛糞から、但馬牛の堆肥を生産し、但馬牛堆肥から作った農作物でブランド力を向上させることに取り組んでいきます。

■地域の伝統文化を受け継ぐ
7月14日、15日の2日間、諸寄地区で為世永神社の例祭が行われ、麒麟獅子や神輿などが地区内を練り歩きました。
15日には明星認定こども園で「麒麟獅子舞・みこしパレード」が行われ、園児たちが諸寄地区内の3か所で麒麟獅子舞を披露しました。
園児たちは手作りの獅子頭や猩々のお面を身に着けて舞い、保護者や地域の方々を和ませました。地域の伝統が子どもたちに受け継がれる、温かなひとときとなりました。