- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県新温泉町
- 広報紙名 : 広報しんおんせん 令和7年9月号 vol.240
■三市町交通安全街頭キャンペーン
7月23日、岩美町の「道の駅きなんせ岩美」にて新温泉町と岩美町、鳥取市の三市町合同の交通安全街頭キャンペーンを実施しました。キャンペーンでは警察署や交通安全協会、自動車整備組合などの方々が参加し、夏の交通事故防止に向けて運転者にチラシやノベルティを配布し、啓発を行いました。
また、自転車用ヘルメットを被った兵庫県のマスコットキャラクター「はばタン」も参加し、自転車のヘルメット着用による交通安全を参加者と一緒に啓発を行いました。
■国民保養温泉地協議会総会
7月23日、浜坂多目的集会施設で国民保養温泉地協議会総会が開催されました。
杏林大学兼任講師で温泉ビューティー研究家の石井宏子さんに「四季の心身と温泉との付き合い方と浜坂温泉郷」と題してご講演いただきました。講演後は「おんせん天国のまち」を掲げる新温泉町の温泉活用をテーマに意見交換会が行われ、石井さんは「一般家庭に温泉が配湯されているのは日本一幸せな町」と強調し、訪れた方は温泉のある暮らしのありがたみをより一層感じることができました。
■荒湯天狗まつり
7月26日、湯村温泉街で「荒湯天狗まつり」が開催されました。この祭りは家内安全と商売繁盛を祈る祭りで今年で30回目を迎えました。
地元住民らによるちんどん屋「天狗一座」を先頭に高さ3メートル、重さ300キロの天狗の山車を引いて練り歩きました。特設ステージでは鳥取県を中心に活動するアイドルグループ「SEA BLOOM」が登場。元気いっぱいのステージを披露し、会場を盛り上げました。温泉街には様々な屋台が並び、観光客や地元住民で賑わい、活気に包まれました。
■ひまわり迷路で地域活性化
八田地区の住民有志でつくる「八田地区活性化プロジェクト」の初イベント「但馬牛とひまわり迷路の夏」が吟風農園(宮脇)で7月23日から8月3日まで開催され、期間中に延べ747名が訪れました。
遊休農地を活用し、地域資源循環型農業の一環として、約2万本のひまわりを栽培。会場ではスタンプラリーや但馬牛の放牧体験も行われ、家族連れなどでにぎわいました。地域内外の人々が協力し合い、農地再生と交流人口の拡大を同時に実現するこの取組は、新たな夏の風物詩として未来につながる大きな一歩となりました。
■新温泉町でコウノトリのヒナ誕生
新温泉町清富の人工巣塔で町内で初めてコウノトリの産卵が確認され、ヒナが2羽誕生しました。
人工巣塔は昨年「コウノトリを育む新温泉の会」の仲山文章会長が設置し、今年4月下旬に飛来を確認、5月上旬に巣作りを始めました。生まれたヒナは2羽ともに標準体重で順調なら9月中旬に巣立つ見込みです。
8月13日にはヒナを捕獲し、個体識別のための足環を装着しました。地元住民ら約30名が見守り、新温泉町で初めて生まれたコウノトリのヒナの成長を喜びました。