くらし 災害に強い吉野町へ 命を守る取り組みを行いました。

◆来庁者の命を守る職員研修 一次救命処置(心肺蘇生とAED)
6月26日、奈良県広域消防組合の吉野氏を講師に招き、役場窓口担当職員を中心に心肺蘇生とAEDの使用方法等についての講習を受講しました。急性心筋梗塞や脳卒中等は何の前触れもなく起こり、心臓や呼吸がとまってしまう原因となります。心臓が止まると、10秒余りで意識がなくなり、助かる可能性、社会復帰できる可能性が、時間の経過とともに減っていきます。
通報から救急車到着まで約8分。傷病者の命を救うには、その場に居合わせた人によって救命処置を行うことが大切であること等を再認識しました。また、参加した職員は、心肺蘇生の方法とAEDの使用方法についての説明を受けた後、模型を使い、救急車到着までの8分間、役割を決め、声を掛け合いながら救命処置をする訓練を行いました。
いざという時のために、今後も職員研修の一環として救命処置訓練を実施します。

問合せ:総務課
【電話】32-3081

◆シェイクアウト訓練 揺れた!その瞬間に取る行動
7月9日、役場本庁舎において、地震発生時の対応として、シェイクアウト訓練を実施しました。
この日は「奈良県地震防災の日」で同時刻一斉に、県下それぞれの場所において、地震から身を守る行動の確認を行うことにより、地震災害のリスクや地震発生時の安全確保行動に関する理解を促進する目的でシェイクアウト訓練が行われました。当町でも、実施時刻に1分間、役場本庁舎内に在庁している職員や来庁者が一斉に「身の安全を確保する行動」を取る訓練を実施しました。
地震発生を想定し、館内放送にて、訓練開始の放送が入った後、
(1)姿勢を低くする
(2)手で頭を守る
(3)机、テーブルの下に入り、動かない
といった姿勢をとります。揺れた!と感じた時、瞬時に行動が取れるよう日頃から地震から身を守る行動を意識しましょう。

「来庁者用ヘルメットも配置しています。」

問合せ:総務課
【電話】32-3081