くらし 福祉だより

■高齢者の権利を守りましょう
福祉事務所では、認知機能の低下や家族からの虐待などにより、権利を侵害されている高齢者のサポートをしています。誰もが権利侵害を受けることなく、住み慣れた地域で安心して自分らしい生活を送ることができるように、虐待の早期発見・対応、成年後見制度(※)の利用促進などに取り組んでいます。

◇相談
電話や窓口で、ご本人、ご家族、近隣住民、関係機関などから相談をお受けします。
例えば…
・成年後見制度を利用したいが、どうすればいいかわからない。
・介護サービスを利用したいが、認知症のため自分で契約ができない。
・財産の管理を自分で行うことが難しい。
・近所の高齢者の手足や顔に不自然なあざがある。
・訪問販売で高額なもの(壺・布団など)を買っている。
・同居家族が寝たきりの親の世話をしていない。
・近所で毎日怒鳴り声が聞こえる。

※成年後見制度とは、家庭裁判所によって選任された後見人が、認知症などで判断能力が不十分になった人の財産を本人の代わりに管理し保護するための制度です。本人が行った不当な契約などに対しても、後見人が手続きを行えば契約を取り消すことができ財産を守れます。

お問い合わせ:福祉事務所
【電話】0746-62-0902

■令和6年度 介護保険事業特別会計決算報告
令和6年度の介護保険事業特別会計の決算がまとまり、9月の定例会で承認されました。

◇歳入
7億133万4,723円

◇歳出
6億3,945万1,696円

◇次年度へ繰越
6,188万3,027円
※上記繰越金のうち「5,148万2,315円」は令和7年度において国、県等へ返還予定

[要支援・要介護認定者の状況(各年度末)]
(単位…人)

お問い合わせ:福祉事務所
【電話】0746-62-0901