健康 こんにちは保健師です

■今回のテーマ
フレイル予防教室を実施しました

フレイルとは、年を重ねるとともに心身の活力(運動する力や物事を理解する力)が低下した「虚弱」な状態を指します。健康な人と要介護の人との間、「介護が必要になる一歩手前」の状態のことをいいます。多くの方がフレイルを経て要介護状態に進むと考えられていますが、一方適切な心掛け・行動で十分改善する可能性があります。

○フレイル予防の3本柱
(1)運動
適度な運動を行ないましょう。家の周りを散歩する、テレビを見ながらラジオ体操を行うだけでも大丈夫です。最近疲れやすくなったから、家で寝て過ごすという事がさらに体力・筋力低下を招きます。
(2)栄養
1日3食しっかり食べ、筋肉のもとになる卵やお肉、豆腐などの豆製品などのタンパク質を積極的にとるようにしましょう!
食事をしっかりとらないと、体を動かすエネルギーが足らなくなり疲れやすくなります。
(3)お口のケア
入れ歯が合っていなかったり、お口の中の汚れがとれていない等ケアが不十分だとしっかり噛めなかったり、口からばい菌が入って、肺炎になることがあります。
毎日の歯みがきや入れ歯の手入れ、また定期的に歯科医院へ通院し、お口の中のチェックを行うようにしましょう。
今回、12月〜2月にかけて、フレイル予防のための運動教室を2回、栄養教室を2回実施しました。普段の生活にフレイル予防を取り入れてもらえるよう皆さんで勉強しました。今回、参加できなかった方も次の機会に参加していただき、いつまでも元気でイキイキ過ごせるようにしましょう。