イベント 所信表明演説「私が市長になったら」

議場で紀の川市議会議員のみなさんに見守られながら「私が市長になったら」をテーマに、所信表明演説に挑戦。それぞれの思いや決意を堂々と伝えました。

■竜門小学校6年 岡野心美市長
紀の川市のいいところを知っていますか。竜門地区には、素敵な自然がたくさんあります。春には桜、梅、桃の花が咲き、龍門山では、磁石岩やギフチョウ、キイシモツケが見れます。こんな素晴らしい自然がある竜門地区に生まれて、本当に良かったです。夏にはホタルが見れますが、工事などで減った時期がありました。少しずつ復活していますが、以前より少ないと思います。この自然を守るためには、私たち一人一人が、ゴミを捨てないことや生き物を大切にすることなど、小さなことを守り続けることが大切です。私が市長になったら、「紀の川市の素晴らしさを知って、自然を守っていくまち」にしたいです。例えば自然のことをポスターにしたり、竜門の良さを広げていきたいです。紀の川市がもっと素敵なまちになるようにしていきたいです。私はこのまちが大好きです。これからもずっと住みたいと思えるまちにしていけるように自分にできることを頑張っていきたいです。

■竜門小学校5年 畠山栞奈市長
私が市長になったら、学校の教科書をなくしたいです。紀の川市の学校では1人1台タブレットが支給されているので、教科書をダウンロードすれば、ランドセルが軽くなります。私は学校まで約40分かかるので、毎日たくさんの教科書が入ったランドセルを背負って歩くのは大変です。特に夏は気温が高く、とてもしんどいです。なので教科書をタブレットにダウンロードできれば、登下校が楽になると思います。もう一つは空き家問題です。空き家が増えると動物が住みついたり、草が生い茂ったり、いろいろな問題が出ます。私の住む地域でも空き家があり、アライグマの被害が出ています。実際に私の家もアライグマにゴミを荒らされたり、庭にふんをされたりしました。このような被害をなくすためにも、空き家を減らしていかなければいけません。そのためにもリフォームをしたりして、若い人達が県外から来て住みたくなるようなまちにしていきたいと思います。

■粉河小学校5年 岡晃嬉市長
紀の川市には、きれいな自然やおいしい果物、歴史あるお寺など素敵なところがたくさんあります。でも、人口が減り、学校がなくなったり空き家が増えたりしているのが心配です。学校が統合されると友達は増えるけど、通学が大変になったり、まちの元気もなくなってしまう気がします。紀の川市のいいところが余り知られていないのももったいないです。僕はもっと魅力を発信することが大切だと思います。たとえば、「紀の川ぷるぷる娘」と子どもたちが一緒に、果物収穫やお寺の文化を紹介する動画を作ってSNSで発信したいです。また、使われなくなった学校は、子どもが遊びながら学べる「秘密基地」や、果物収穫や座禅体験ができる宿泊施設にしたいです。僕は市長になったら、みんなが紀の川市をすごくいいなと思ってもらえるようなまちづくりをしたいです。紀の川市の素敵なところをたくさんの人に伝えて、全国からたくさんの人が来てくれるまちにしたいです。

■田中小学校5年 蝦子幸咲市長
紀の川市長になったらやりたいことは四つあります。一つ目は、イベントを増やしたいです。二つ目は、放課後や休日に、学校を開放して遊べるようにしたいです。三つ目は、長期休みの宿題を三つ~五つまでにしたいです。四つ目は、スクールバスの制度をつくりたいです。これら全てに理由があります。まず一つ目については、みんながイベントで1人でも多くの友達ができたらいいなと思うからです。二つ目については、体育館で遊びたくても遊べないケースが多いと思うので、開放すればそういうケースが減ると考えたからです。三つ目については、宿題を少しでも減らして、みんなが人とコミュニケーションをとってほしいからです。四つ目については、家が遠い子は登下校の時に送迎をしてくれるとは限らないので、スクールバスの制度をつくりみんなが通いやすくなったらいいなと思ったからです。このことを通じて、みんなが楽しいと思える紀の川市にしたいです。

■安楽川小学校5年 森端大翔市長
紀の川市にはお年寄りが多いので、若い人がいっぱい住むようにしたいです。そのために、交通を便利にして、車が走っている道路に環境に優しいライトレールを走らせることで、安全に出かけることができる環境づくりをしたいです。次に、各地域ごとに若い人が遊んだり買い物したり休憩できる場所をつくり、ライトレールで結びます。ほかに、学校給食の無駄をなくしたいです。野菜を花形やハート形にすれば、見栄えが良くなって小中学生が食べたくなると思います。残った給食は肥料にして、紀の川市の果物を作るための肥料に使いたいです。また、各学校の校長先生から、食べ物を残すのを減らす呼びかけをすれば、食べ物を残す人も少なくなると思います。最後に、テレビ番組「逃走中」を20周年を記念して応募したいです。場所は市民から募集して決めたいと思います。テレビで放送することで紀の川市のことを全国に知ってもらいたいからです。

■粉河小学校5年 松尾梛生市長
紀の川市の自慢は、一年中おいしい果物が収穫されていることです。僕はミニバスケットボールに入団しています。土日にミニバスの練習に行くとき、桃を買いに県外から人が来て竹房橋が渋滞しているのを見ると、紀の川市ってすごいなと思います。僕が市長になったら、やりたいことが二つあります。一つ目は、幅広い年代が遊べる大きい公園を造りたいです。ゲームなどが流行していますが、僕はみんなで楽しく、広いところで走り回って遊びたいです。二つ目は、スポーツ少年団で頑張っている子どもたちをサポートしたいです。夏の体育館は暑いので熱中症になる子がいないように、体育館に市民体育館のように冷房を付けたいです。僕たちが大人になったときの紀の川市はどうなっているのかなと思います。少子化が進んできていると言われていますが、住みやすい紀の川市にたくさんの子どもが生まれ、地震なども来ずに、平和に住んでいければいいなと思います。