- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県紀の川市
- 広報紙名 : 広報紀の川 令和7年9月号
■8/1 ラジオ体操で広がる地域の輪
午前6時半前、桃山町元の区民会館には地元の小学生や地区の人たちが集まってきます。夏休みの風物詩「ラジオ体操」の始まりです。約12年前、舩木榮子さんの呼びかけで、さまざまな世代でラジオ体操に取り組むようになりました。この日は子どもから大人まで23人が参加し、元気いっぱいに体を動かしました。お母さん、弟と一緒に参加した中林湖羽さんは「早起きは得意。みんなでするラジオ体操は楽しいです」と、選んだシールを出席カードにうれしそうに貼りまし
■8/3 草木の色とふれあう歴史体験
歴史民俗資料館で、草木染め体験が開催され多くの子どもたちが参加しました。「草木染め」は植物の葉や茎などから色を抽出し、糸や布を染める日本古来の染色技法で、一期一会の色合いが生み出されます。参加者は紀伊国分寺跡公園に生えている草木などを自ら採集。集めた草木を煮立てて染液を作り、布などを浸して染色しました。「どんな色になるかドキドキしたけど、こんなにきれいに染まってうれしい」と、自分だけのオリジナル作品に大満足の様子。自然の恵みを肌で感じる、貴重な体験となりました。
■8/5 熱中症対策の新たな味方「暑払飴(しょばらあめ)」
紀の川はっさくのピューレを使用したUHA味覚糖のコンパクトキャンディ「暑払飴」が全国のコンビニエンスストアなどで絶賛発売中です。はっさくの果皮に含まれる「オーラプテン」という成分が熱ストレスから細胞を守る研究結果があり、熱中症対策に効果が期待されています。さらに、食塩不使用のため、高齢者や高血圧の人でも安心して食べることができます。紀の川はっさくの魅力をPRするため、白浜空港の利用者へ暑払飴を配布。多くの人に紀の川市の魅力を伝える良い機会となりました。
■8/8 フレーム切手で合併20周年を祝う
包括連携協定を結ぶ郵便局との連携事業として記念フレーム切手と小型記念日付印を作製し、完成披露会を行いました。切手の写真選定には、市と郵便局の若手職員が携わり、未来を担う世代の視点で市の魅力を凝縮。郵便局の葛原良昭和歌山県紀北地区連絡会統括局長は「切手を通して多くの人に紀の川市の良さや思いが伝わることを願っています」と話してくれました。また、合併20周年記念ロゴマーク入りの日付印も同時に披露されました。今後も、市と郵便局が連携した取り組みに期待してください。