- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県高野町
- 広報紙名 : 広報高野 令和7年11月号
■湯船入浴のすすめ~疲れた心を癒やす時間に~
朝夕の寒暖差が大きくなり、足下の冷えを感じる季節になりました。改めて、入浴の効果をお伝えしたいと思います。
湯船に浸かる入浴には以下の効果をもたらし、毎日の生活を心地よいものに導いてくれるようです。
◇自律神経の働きを整えリラックスできる。
温かいお湯が体を包むと、温熱と水圧の刺激で自律神経のバランスが整い、特に副交感神経が優位になることで、ストレスの軽減、精神的安定、血圧低下、胃腸の不調の改善が見込める。
◇筋肉のこわばりを緩め、代謝を上げる。
温熱の刺激により血流が改善することで筋肉の疲れを和らげ、冷えやむくみの解消効果が見込める。
◇皮膚の汚れを落とす。
シャワーでは落ちにくい皮脂、毛穴の汚れを取り除くとともに、湯気が蒸気の役割を果たし肌が潤う。
◇睡眠の質の向上。
湯船に浸かると深部体温が上がり、その後徐々に下がる温度変化が入眠を促し、深い睡眠を助ける。
寝る前に湯船入浴がしづらい方は、足浴で「ふくらはぎまで温める」のも湯船入浴に近い効果をもたらします。
湯船入浴で一日の疲れをリセットし、体内時計を整え、翌朝のすがすがしい目覚めにつながりますように。
問合せ:保健師
【電話】0736-56-3000
