- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県鳥取市
- 広報紙名 : とっとり市報 令和7年5月号
■「鳥取市バリアフリー基本構想」を策定しました
鳥取市バリアフリー基本構想は、駅・道路・建物などのバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進し、誰もが暮らしやすいまちづくりを目指していく計画です。
1.策定の背景・目的
本市では、少子高齢化や人口減少が進む現代社会においても、すべての市民が安全で快適に生活できるまちづくりを目指し、積極的に取り組みを進めています。
令和2年の改正バリアフリー法を踏まえ、令和5年3月に「鳥取市バリアフリーマスタープラン」を策定し、全市的なバリアフリー化の基本方針を示しました。そしてこの度、より具体的な実行計画となる「鳥取市バリアフリー基本構想」を策定しました。
2.計画期間
令和7年度〜令和16年度の10年間
3.基本理念
みんなが支え合い
誰もが安心・快適に
自分らしく過ごせるまちづくり
4.基本方針
(1)ユニバーサルデザインに配慮したバリアフリー化の推進
(2)バリアフリー化の展開
(3)緊急性・重要度・実現性等に配慮したバリアフリー化の推進
(4)緊急時にも対応可能な情報提供の充実
(5)心のバリアフリーの推進
5.重点整備地区の設定
マスタープランで定めた、14の移動等円滑化促進地区のうち、「鳥取駅・城跡周辺地区」「鳥取大学前駅・湖山駅周辺地区」の2地区を優先的にバリアフリーを推進する地区として重点整備地区に選定しました。そのほか12の地区については、計画の進捗にあわせ、重点整備地区として新たに追加することを検討していきます。
6.特定事業
重点整備地区内の多数の人(特に高齢者や障がい者など)が利用する施設(鳥取駅・城跡周辺地区74施設、鳥取大学前駅・湖山駅周辺地区18施設)および施設を結ぶ道路(鳥取駅・城跡周辺地区46路線、鳥取大学前駅・湖山駅周辺地区15路線)などにおいて、バリアフリー化を具体化するための事業です。各施設管理者は、それらの事業を、短・中・長期の実施時期を定め進めていきます。
7.進捗管理
マスタープラン策定時より組織している「鳥取市移動等円滑化協議会」が中心となり、計画の進捗管理や見直しを行います。また、将来にわたり、誰もが暮らしやすいまちづくりの推進のため、幅広い世代の意見を取り入れながらバリアフリー化を進めていきます。
問い合わせ先:本庁舎都市企画課(54番窓口)
【電話】0857-30-8323
【FAX】0857-20-3953
■「第2期鳥取城跡周辺にぎわい交流ビジョン」を策定しました
本市では、平成26年2月に「鳥取城跡周辺にぎわい交流ビジョン」を策定し、城跡周辺のハード・ソフト事業に取り組んできました。
城跡エリアは、今後エリアの核となる仁風閣や鳥取県立博物館のリニューアル、文化財の復元整備が予定されているほか、近年のお城ブームなどによる城跡周辺への関心の高まりや、民間投資の動きも見られ、さらなる飛躍が期待されているところです。
これらを踏まえ、今後も城跡周辺のまちづくりを進めるにあたり、市民や事業者と将来めざすべき姿を共有し、一貫性のある取り組みとするため、「第2期鳥取城跡周辺にぎわい交流ビジョン」を策定しました。
問い合わせ先:本庁舎都市企画課(54番窓口)
【電話】0857-30-8342
【FAX】0857-20-3953