文化 倉吉文化財さんぽ(34)

■木造日光菩薩立像(もくぞうにっこうぼさつりゅうぞう) 木造月光菩薩立像(もくぞうがっこうぼさつりゅうぞう)[県指定保護文化財(彫刻)]
極楽寺の本尊(写真中央)の脇侍。両像とも像高101cm、ヒノキの一木造。日光菩薩立像(写真左)は右手を挙げ日輪を持ち、月光菩薩立像(写真右)は左手を挙げ月輪を持ちます。ともに丸顔に小ぶりの目鼻立ちで穏やかな顔つきをしており、衣の襞(ひだ)の浅く優雅な彫刻様から、京都を中心に隆盛した和様彫刻様式をもつ平安時代末期の制作と思われます。毎年9月7日に一般公開しています。
場所:極楽寺(八屋)

問合せ:文化財課
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※詳細は、本紙P.17をご覧ください。