健康 11月は「過労死等防止啓発月間」です

『過労死等』とは
業務における、過重な負荷による脳・心臓疾患や強い心理的負荷による精神障害を原因とする死亡やこれらの疾患のことです。『長時間の労働』や『職場でのいじめ・嫌がらせ』を原因とするこれらの問題は深刻であり、事業主は最優先で以下の対策に取り組む必要があります。

■長時間労働の削減
労働時間の管理方法や業務分担など幅広く見直し、36(さぶろく)協定を守って、時間外・休日労働の削減に取り組む。

■長時間労働者の面接指導充実
長時間労働者に対して医師による面接指導を実施し、健康管理措置を徹底する。

■年次有給休暇の取得促進
年休を取得しやすい職場環境・雰囲気・体制づくりに取り組む。(要年間5日取得)

■勤務間インターバルの導入
終業時刻から翌日の始業時刻までの間に一定時間以上の休息時間を設ける。

■メンタルヘルス対策の推進
相談窓口設置、社内研修の実施による社内の理解促進、年に1回のストレスチェックなどに積極的に取り組む。

■職場のハラスメント防止
『未然防止のための取り組み』から『発生した場合の再発防止対策』まで一貫して取り組む。
※「過労死等防止対策推進シンポジウム」開催:11月21日(金)午後1時半~3時半/米子コンベンションセンター(要申込)

問合せ:倉吉労働基準監督署
【電話】22-6274

■市の取り組み
●勤務管理システムにより勤務実態を正確かつ迅速に把握
●時間外勤務が多い職場における業務改善計画の作成
●長時間勤務を行った職員に対し産業医による面接指導の強化
●管理職員による業務マネジメントの実施
●ストレスチェックの実施
●安全衛生委員会における長時間労働による健康障害防止対策の検討・実施
●定期的に「係の会」を行い業務の進捗状況の共有

問合せ:職員課
【電話】22-8164
【FAX】22-1087