子育て 学校教育だより ~人を愛する豊かな心を育てよう~

日吉津村教育委員会
第73号(2025年4月)

■深く学んだことを地域へ発信!
日々の学習や村の事業に参加して学んだことについて、3年生と5・6年生の児童が地域に発信する機会がありました。3年生は総合的な学習の時間で学んだことについて、5・6年生は人材育成交流事業で沖縄を訪れた児童が平和の尊さについてそれぞれ発表しました。

○《3年》ひえづの宝物
3年生は総合的な学習の時間で「ひえづの宝物」をテーマに学習をしました。その成果として、大豆とチューリップの栽培について壁新聞やポスターを作成しました。完成した作品は役場とヴィレステひえづに掲示しました。掲示の依頼を児童が自分たちで行うなど、地域とのつながりも大切にした学習でした。
ヴィレステひえづに掲示された壁新聞は、大豆やチューリップの栽培方法などについて、イラストや図を用いてわかりやすくまとめてありました。また、「大豆の収穫量が多いことに驚いた」といった、児童の気づきや感想も書かれていました。

○《5・6年》平和と命の大切さ~人材育成交流事業(沖縄県読谷村民泊学習)に参加して~
5・6年生は村の人権・同和教育研究集会で平和の尊さについて学んだことを発表しました。
発表者7名は、8月に村の人材育成交流事業で訪れた沖縄の様子をスライドで紹介しました。国内唯一の地上戦を経験した沖縄には、住民が敵から身を隠したチビチリガマ(読谷村)や、平和祈念公園など、歴史を語り継ぎ平和の大切さを伝える場所が残っています。現地に赴いて見聞きした体験から、平和のために自分ができることについて一人一人が発表しました。また、民泊を通して、気候による生活様式のちがいや沖縄の食文化、言葉に触れ、読谷村長浜地区の子どもたちとおたがいのふるさとを紹介しあい交流を深めたことを報告しました。

子どもたちが学んだことを地域に発信することは、子どもたちと地域とのかかわりが深まったり、村づくりに参画するための基礎力を養ったりすることにつながります。子どもたちが地域で活躍する機会を今後ともつくっていきます。

■4月行事予定
5日(土) 入園式〈こども園〉
9日(水) 始業式・着任式〈小・中〉
10日(木) 入学式〈小・中〉
19日(土) 参観日〈小〉〈中〉
21日(月) 振替休業日〈中〉
23・24日 修学旅行〈小〉
24~26日 修学旅行〈中〉(1・2年登校日)
28日(月) 振替休業日〈小〉〈中〉
29日(火) 昭和の日(祝)