- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県南部町
- 広報紙名 : 広報なんぶ 2025年6月号
昭和56年6月1日に改正された建築基準法では、地震に対する耐震の基準が強化されましたが、これ以前に建てられた住宅は、現行の耐震基準を満たさない場合があります。阪神・淡路大震災、鳥取県西部地震などの大地震では、耐震性を満たさない住宅の多くが被害を受けました。
南部町では、耐震診断・耐震設計・耐震改修について補助金制度を創設していますので、耐震化対策の一助としていただきますようお願いします。
補助の対象(以下の全ての要件を満たすもの):
・昭和56年5月31日以前に建築済または建築に着手された一戸建ての住宅。
・建築基準法に基づく違反建築物の措置を命じられていないもの。
◆無料耐震診断
対象建築物:
・木造一戸建て住宅(プレハブ造・ツーバイフォー工法等は対象外、附属家・離れは対象外)
・在来軸組構法、伝統的構法のいずれかにより建築された住宅
・延べ面積は200平方メートル以下
・2階建て以下
募集期間:令和7年5月1日から令和7年10月31日まで
◆有料耐震診断
対象建築物:
・一戸建て住宅(プレハブ造は対象外)
補助金額:耐震診断費の2/3
募集期間:令和7年5月1日から令和8年1月30日まで
※以下の設計・改修事業については、耐震診断結果が「耐震性が不適格」だった場合にご検討ください。
◆耐震設計
対象建築物:
・木造一戸建て住宅(プレハブ造は対象外)
・耐震診断を行い、耐震性が不足していると判定された住宅(評点Iwが1.0未満のもの)
補助金額:耐震設計費の1/2
募集期間:令和7年5月1日から令和8年1月30日まで
◆耐震改修(全体)
対象建築物:
・木造一戸建て住宅(プレハブ造は対象外)
・耐震診断を行い、耐震性が不足していると判定されたもの(評点Iw1.0未満のもの)で、補強設計が完了しているもの。
補助金額:耐震改修工事費の4/5
募集期間:令和7年5月1日から令和7年9月30日まで
◆耐震改修(居室単位)
対象建築物:
・木造一戸建て住宅(プレハブ造は対象外)
・耐震診断を行い、耐震性が不足していると判定されたもの(評点Iw1.0未満のもの)で、補強設計が完了しているもの。
補助金額:耐震改修工事費の4/5
募集期間:令和7年5月1日から令和7年9月30日まで
問い合わせ先:
特定非営利活動法人なんぶ里山デザイン機構【電話】21-1595
未来を創る課【電話】66-3113