- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県南部町
- 広報紙名 : 広報なんぶ 2025年10月号
日本人の寿命は年々のびており、人生100年時代と言われるようになっています。高齢期をいつまでも自立して生活できるように気をつけたいのは、心身の活力が低下した状態の「フレイル(虚弱)」です。
■「フレイル」とは…
年齢を重ねると体が動きにくくなったり、活力が衰えたりします。この状態を「フレイル」(虚弱)といい、健康から要介護へうつる中間の段階といえます。
フレイルは放置すると要介護になる可能性がありますが、対策を行うと健康的な生活を取り戻すことができます。
■フレイル予防の「3本の柱」
健康寿命を延ばすためには、「運動」「社会参加」「食事と口の健康」がうまく循環することが大切です。いつまでもはつらつと若々しく過ごし、健康長寿をめざしましょう!
○運動
歩くなど適度な運動で筋肉・骨・関節などの衰えを予防し、足腰を鍛えることが「フレイル予防」の第1歩になります。
・いきいき100歳体操・町民歌体操・ウォーキング・ラジオ体操などを週3回以上行いましょう。
○社会参加
認知症の予防や心の健康を保つために積極的に外出をして人との交流を持ち続けることが大切です。
・趣味活動・地域のイベントやボランティア活動へ参加など
○食事と口の健康
1日3食バランスよく食べましょう。
・特に筋力維持に必要なたんぱく質(肉・魚・卵・牛乳など)を積極的に摂り、噛む力を鍛え、お口のケアをしっかりとしましょう。
まちの保健室の全会場で、フレイル予防についての講座を行っています。ぜひご参加ください。
※お住まいの地域に関係なく、どの会場でも参加可能です。
日程はチラシでご確認ください。
■10月10日は目の愛護デー
あなたの目は健康ですか?
大人の二大失明原因は緑内障・糖尿病網膜症です。これらはかなり進行するまで自覚症状がないことも多いため、生活習慣病など通院中の方は年齢に関わらず、定期的に眼科で検査を受けましょう。
また近年、加齢による目の機能低下「アイフレイル」は早期発見が大切だと言われています。目が疲れやすくなった、眼鏡をかけてもよく見えないと感じる、まっすぐの線が歪んで見えるなど、目について気になることがあれば眼科を受診するようにしましょう。
問合せ:健康対策課
【電話】66-5524
