- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県南部町
- 広報紙名 : 広報なんぶ 2025年11月号
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講師は、安井真翔(まこと)先生(境港市立渡小学校教諭)。学校生活の中で、トイレのマーク、制服や水着、校則(髪型など)、当たり前に男女に分けられているものについて、参加者も一緒に考えました。先生は「性のあり方は男女の2通りだけではないことを理解し、日常生活の中で一人ひとりを大切にする環境をつくることは、性的マイノリティの人が『カミングアウト』しなくても安心して暮らせる居場所となります。このことは、身近にいても気づかない他の人権問題についても同じことが言えます。」と話されました。
安井先生は、生まれた時に割り当てられた性別(女性)ではないことに悩み続けました。今は男性として、パートナーや子どもと幸せに暮らす先生の生き方に、個人として尊重される権利や幸福追求の権利について学ぶ機会になりました。
■参加者の感想から(一部抜粋)…アンケート回収76名
・実際の事例をもとに考えることができたのが良かった。グループワークでは、きれいごとのない正直な意見を言ってくださって、議論が深まったように感じた。私は男女に分ける必要があるのかを考えてから行動したい。(20代)
・実際に話を聞くことは大事だと思った。自分が今まで何気なく行動していたことが、気づかないうちに差別していたかもしれない、人を傷つけていたかもしれないと見直すことができた。(20代)
・LGBTについて理解しているようで詳しいことまで知らなかったかも知れません。普段の何気ない一言で差別しているのかもしれないと思いました。自分の子どもがもしそうであれば、親として全力で応援していきたいです。(30代)
・分かっているようでも知らない間に固定観念があり、思い込みがあった。男女の区別は本当に必要なのか、いろいろな場面で考え、とてもよい機会でした。(40代)
・改めて多様性について考えさせられました。まだ自分の頭がカタイと思います。身近な人(子ども)から「カミングアウト」されたときに、きちんと対応できるか自信ありません。(50代)
・自分のありのままで生きられるってすごく素敵だなぁ。全ての人権問題が同じだと感じました。(60代)
・色々な場面でLGBTQの人を感じるようになってきた。自分が変わったから、みえてきたと思う。(70代)
・皆、教育が必要なことをつくづくと感じました。(80代)
第13条 個人として尊重される権利。自由及び幸福追求の権利。(日本国憲法 一部抜粋)
第14条 法の下に平等。人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、差別されない権利。
■アウティングは、人権侵害
『アウティング』(outing)とは、本人の同意なく、その人の性的指向や性自認に関する情報を他人が暴露すること。
■カミングアウトは、個人の自由
『カミングアウト』(coming out)とは、自分の性的指向や性自認について、本人が他者に伝えること。
問合せ:教育委員会事務局 人権・社会教育課
【電話】64-3782
