- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県江府町
- 広報紙名 : 町報こうふ 2025年1月号
12月6日(金)に奥大山江府学園の6・7年生が「CHA×3プログラム」に取り組みました。
「CHA×3プログラム」とは、生徒たちが地域の方やちょっと身近な大人(大学生)と出会う機会(Chance)をつくり、多様な価値観に触れることで、自分を変え(Change)、少し先の目標を持ち、挑戦(Challenge)する態度を養うことを目的としたトークプログラムです。
当日は、島根大学、鳥取環境大学の学生のみなさん、地域の大人の方、合わせて26名の方にご参加いただき、自己紹介やジェスチャーゲームで打ち解けたあと、グループごとに様々なテーマで話し合いました。前半は、「最近はまっていること」「今、がんばっていること、これからがんばりたいこと」「ふるさと江府町の良いところ」についてお互いの意見を出し合いました。
後半は、「生きていく上で必要だと思うもの」「何のために働くのか」「どんな大人になりたいか」というテーマで話し合いました。
「何のために働くのか」については、「お金のため」「夢をかなえるため」「自分を表現するため」「よりよい人生を生きていくため」「人とのつながり」「誰かのため、社会のため」など、自分自身のためであるとともに、社会への役立感についての意見もありました。
また、「どんな大人になりたいか」では、「大変なことをやり遂げる人」「まじめな人」「素直な人」「やさしい人」「誰かの役に立てる人、誰かに必要とされる人」など、さまざまな思いが語られていました。
大学生の方の明るく軽快な司会のもと、約2時間のCHA×3プログラムはあっという間に過ぎていきました。最後のふりかえりでは「これからは、もっと自分を大切にしていきたい」「社会と関わること、人と関わることをこれからも続けていきたい」など、プログラムを通して感じたことや心に残った言葉について発表しました。
お互いの考えを認め合い尊重し合うあたたかい雰囲気をつくりだされた生徒のみなさん、大学生、地域の方によってCHA×3プログラムが充実した素敵な時間となり、新たな気づきや自分の考えを深めることにつながったのではと感じます。