- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県松江市
- 広報紙名 : 市報松江 2025年4月号
新生活を始めた若者を狙った訪問販売に注意
■内容
3~6月は一人暮らしなど新生活を始めた若者を狙った訪問販売に関するトラブルが増加する傾向にあります。訪問してきた事業者が「住民の皆さんにお願いしている」、「他の住人も契約している」などと勧誘し、契約しなければいけないと消費者に思い込ませるものがみられます。電気やガスの勧誘を含め、突然の訪問で勧誘を受けた場合はご注意ください。
■相談事例
4月から大学生になり、賃貸マンションで一人暮らしをしている。1週間前、訪問してきた事業者から「電気代が安くなるので、検針票を見せてほしい。このマンションの住民の皆さんにお願いしている」と言われ検針票を見せた。その後、ネットの口コミで、検針票に記載されている顧客番号を伝えると勝手に契約先が変更されると知った。名刺は渡されず、事業者名は忘れた。書面は受け取っておらず検針票を見せただけだ。契約変更するつもりはないので、対処法を教えてほしい。
(10代 男性)
■ひとことアドバイス
・料金プランなどの説明を受けたうえで検討し、契約の意思がない場合は、はっきりと断りましょう。
・切替契約後でもクーリング・オフなどができる場合があります。
・困った場合には消費者ホットライン「188」番や警察相談専用電話「#9110」番へすぐに相談しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
(国民生活センターの記事を抜粋)
問合せ:消費・生活相談室
【電話】55-5148