文化 まいぶんTIME

市内の遺跡や遺物について紹介します♪

■Vol.25 大橋川南部の大型方墳たち
市内を東西に流れる大橋川の南部には、一辺が40mほどの大型古墳がいくつか存在します。東津田町の石屋(いしや)古墳、八幡町の鹿島山(かしまやま)古墳がその一例です。これらの古墳はいずれも5世紀につくられたもので、葺石(ふきいし)や埴輪(はにわ)をもっています。
この地域ではのちに山代二子塚(やましろふたごづか)古墳のような出雲東部の最高首長を埋葬する古墳が登場しますが、これらの大型方墳はその前段階の首長たちの存在を示すものと考えられています。

◇~お知らせ~八幡鹿島山古墳講演会
「松江の古墳時代を解き明かす~八幡鹿島山古墳の発掘成果を中心に~」を開催します!
日時:10月18日(土)13:30~16:30(開場:13:00)
場所:市民活動センター(STIC)