スポーツ シリーズ インターハイの舞台から(3)

■インターハイ開催せまる!
開会式:8月5日(火)安来市総合文化ホール アルテピア
競技:8月6日(水)~9日(土)安来市民体育館
閉会式:8月9日(土)安来市民体育館

高校生最大のスポーツの祭典インターハイ(全国高等学校総合体育大会)。広島県を主会場として9年ぶりに中国ブロックで開催されます。安来市でのインターハイ・フェンシング競技大会の開催は30年ぶりです。
安来市では令和6年7月に安来市実行委員会を設立し、フェンシング競技大会のポスター図案の募集・選定など準備を進めてきました。
令和7年4月25日には、安来市実行委員会第2回総会を実施し、目前にせまった開催に向けて、競技関係や広報活動など大会運営について話し合いました。
インターハイでは、「高校生活動」と呼ばれる、開催地の高校生が大会の成功に向けて、企画・準備・運営に携わる活動があります。これは、スポーツを「する」「見る」だけでなく「支える」立場で大会運営に関わる事で、支え合うことの大切さや達成感を実感できる機会となるよう高校生の主体的な活動を推進する取り組みです。
島根県では高校生活動と活動に関わる全ての仲間を「えんむすび~ず」と名付け、広報やおもてなし、大会サポートを行っています。大会を盛り上げるため、県内共通グッズを製作しました。また、安来会場オリジナルグッズも各校が協力して製作中です。
高校生活動の詳しい様子は島根県高等学校体育連盟ホームページえんむすび~ず通信(本紙2次元コード)をご覧ください。

・松江養護学校乃木校舎
ハンカチを縫製

・情報科学高等学校
スタンプ用イラストの作成

・松江養護学校安来分教室
ハンカチにスタンプを押す

・安来会場 オリジナルグッズ完成
インターハイ出場校へプレゼント

5月10日~11日には第52回中国高等学校フェンシング選手権大会を安来市民体育館で開催しました。この大会はインターハイのリハーサルも兼ねており、高校生が担当する武器用具検査や表彰などもインターハイ本番を想定して進められました。

▽フェンシングの見どころ
「動くチェス」ともいわれるフェンシング。瞬時に判断し、攻防を繰り広げる頭脳戦や、敬意を重んじる騎士道、華麗な剣さばきなど、一瞬にたくさんの魅力がつまっています。
見どころを押さえて、ぜひ応援に来てください。
・フルーレ
胴体のみが有効面。先に攻撃を仕掛ける「攻撃権」がないと突いてもポイントになりません。防御や反撃、再反撃などスピーディーな攻防のやり取りや技の応酬が見どころです。
・エペ
全身が有効面。手、足、頭などどこをついてもポイントになり、同時突きの場合は両者のポイントになります。攻撃権はなく、相手の意表を突く駆け引きが見どころです。
・サーブル
上半身のみが有効面。突きだけでなく、斬る攻撃も有効です。フルーレと同様に攻撃権があり、ダイナミックな斬りの攻撃やスピード感が見どころです。

問合せ:地域振興課高校総体推進室
【電話】23-3038