くらし 健康andすくすく(2)

■11月14日は世界糖尿病デーです
糖尿病は、インスリンというホルモンが、不足あるいは作用低下をおこして十分に働かなくなり、血糖が高い状態が慢性的に続く病気です。自覚症状がない人が多く、血糖値が高い状態が続くと糖尿病網膜症、腎不全、末梢神経障害などの合併症を引き起こすことがあります。

▼糖尿病友の会 江津むつみ会 会員募集!
江津むつみ会は、糖尿病患者さんとその家族、健康に関心がある人が集まり活動しています。定期的に学習会や調理実習、研修旅行を開催し、楽しみながら糖尿病への理解を深めています。興味のある人は、ぜひ入会して活動しませんか。
年会費:2000円

問合せ:健康医療対策課健康増進係
【電話】0855-52-7935

▼糖尿病を予防するために
○定期健診をうける
・年一回は健康診断を受けて自分の検査値を知る

○運動
・家事をこまめにする
・歩く距離を増やす(1日8千歩~1万歩を目標に)
・エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う
・週末にウォーキングをする
・スポーツを始める

○食事
・ゆっくり食べ、腹八分を心がける
・1日3食を規則正しく。朝食はしっかり、夕食は軽めに
・野菜のおかずをたっぷりとる
・揚げ物、外食の回数を減らす
・間食の回数、量を減らす
・酒の席、晩酌の回数、酒の量を減らす

■11月10日~16日はアルコール関連問題啓発週間
お酒は私たちの生活に深く浸透している一方で、不適切な飲酒は健康だけでなく様々な影響を及ぼします。いつまでも健康的に楽しくお酒が飲めるようにアルコールと上手に付き合いましょう。

○肝臓が1日に処理できる純アルコール量は20g
純アルコール20g以上の飲酒をすると、分解しきれないアルコールやアセトアルデヒドが血液と共に全身をまわり、様々な病気を引き起こします。

○体に負担のかからないお酒の飲み方
・飲む前に飲む量を決めておく
・ゆっくり飲む(一度に大量に飲まない)
・空腹で飲まない
・飲酒の合間に水やお茶を飲む
・一週間のうち2日は休肝日を作る

○アルコールウォッチ(二次元コードは本紙掲載)
自分が飲んだお酒の種類を選ぶと簡単に純アルコール量とお酒の分解にかかる時間を計測することができます。自分の健康を管理するために活用してみましょう。

○ひとりで悩んでいませんか?
江津市には、お酒で悩んでいる人たちが集まり、体験談を話し、自分を見つめ直す断酒会が定期的に開催されています。ありのままを語り合える人と出会い、仲間とより良い断酒生活を送ることができます。悩んでいる人や家族は一人で悩みを抱え込まず、断酒会に参加してみませんか。

問合せ:健康医療対策課健康増進係
【電話】0855-52-7935

■11月12日~25日「女性に対する暴力をなくす運動」期間
~DVのない社会を目指して~

○DVとは
ドメスティック・バイオレンス(DV)とは、配偶者やパートナー、恋人から受ける暴力行為です。DVは犯罪にもなる重大な人権侵害であるとともに、個人の尊厳を害するものであり、決して許されません。
もしあなたや友人がDVの被害者かも…と気づいたら、ひとりで悩まずまずは相談を。

○相談窓口
[DV相談ナビ]【電話】#8008(はれれば)

[警察の相談窓口]
・島根県警察相談専用電話
【電話】#9110
【電話】0852-31-9110

[県・市の相談窓口]
・島根県女性相談センター
(松江)【電話】0852-25-8071
(大田)【電話】0854-84-5661
・浜田児童相談所【電話】0855-28-3434
・江津市子育て支援課【電話】0855-52-7487

■11月は「オレンジリボン児童虐待防止キャンペーン」
「知らせよう あなたが あの子の声になる」
児童虐待は子どもの心と体に深刻な影響を与える重大な問題で、虐待には殴る・蹴るなどの身体的虐待、性的行為の強要、育児放棄(ネグレクト)、言葉の暴力や無視などの心理的虐待があります。
周囲の人の“気づき”が早期発見につながります。泣き声や怒鳴り声、不自然な傷、汚れた服、無表情な子どもなどは注意が必要です。また、保護者が地域と関わらない、育児に無関心などもサインです。
気になることがあれば、すぐに連絡を。通告者の情報は守られます。

相談窓口:
児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189(いちはやく)
浜田児童相談所【電話】0855-28-3560
江津市子育て支援課【電話】0855-52-7487