- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県雲南市
- 広報紙名 : 市報うんなん 2025年4月号
■第18回雲南神楽フェスティバル
2月2日、出雲神楽の祭典「第18回雲南神楽フェスティバル」を木次経済文化会館チェリヴァホールで開催し、市内で活動する6団体が出演しました。
「国譲(くにゆずり)」、「八戸(やと)」や古典神楽の「亥日祭(いのひまつり)」などの人気の演目が披露され、当日来場した370人のお客さんは伝統的で幽玄な舞を楽しみました。
■第51回掛合トランプワールドカップ
2月2日、第51回掛合トランプワールドカップが掛合トランプ同好会(竹下三郎(たけしたさぶろう)会長)の主催により掛合まめなかセンターで開催され、24人が出場しました。
250年以上も前から掛合町で普及し、別名「絵取り」として親しまれてきた「掛合トランプ」は、2人チームの2対2で競い、随所に思考を巡らせる要素があることが特徴です。当日は朝から夕方まで時間の経つのも忘れて一心不乱にトランプが行われ、「世界チャンピオン」の栄誉には奥井 満(おくいみつる)さん(掛合町)が輝きました。
■地域の専門家が先生に!大東中学校 プログラミング学習
大東中学校の技術の授業では、地域との連携に力を入れており、地域の方々を講師に、組子細工などを学んできました。
2月12日、3年生のプログラミング学習では、デジタル技術を経験する環境づくりなどに取り組む(一社)エンターの長谷川直人(はせがわなおと)さんが登壇しました。3年生は、これまで段階的にプログラミングに触れてきており、今回は、赤と緑の2色のLEDを使って、自分なりのイルミネーションを制御する課題に挑戦しました。
■市内のスポーツ少年団が綱引きで交流!
2月16日、市内で活動するスポーツ少年団の団員の交流を目的とした綱引き大会が開催され、スポーツ少年団13団体から15チーム約200人が出場しました。
1チーム10人で行う試合では、仲間を応援する団員の姿や相手チームの引きの強さに倒れ込むチームも見られ、各チームは一生懸命に綱を引き合い、交流を深めました。大会後は参加者全員に猪肉入りの豚汁が振る舞われ、参加者たちは疲れた体を癒しました。
■江戸時代から続く力比べ 「餅さし」行事
2月16日、吉田町上山の善福寺(ぜんぷくじ)で江戸時代(天保11年)から続いている「餅さし」行事が行われました。約180年も続く「餅さし」行事は市の無形民俗文化財に指定されており、大小2つ合わせて約43kgの大餅を片手で持ち上げた回数を競います。
市内の方をはじめ、雲南市内でホームステイしている留学生たちも訪れ、多くの方に見守られる中、5人の参加者たちは順に大きな餅を持ち上げ、その回数を競い合いました。
■雲南就職内定者合同セミナー 開催
2月17日、18日、雲南管内高校5校の就職内定者を対象としたセミナーを雲南雇用対策協議会の主催により木次経済文化会館チェリヴァホールで開催され、50人が参加しました。
社会人としての心構えや知識の習得、同世代間のネットワークづくりを目的に行われたもので、受講者はビジネスマナーや労働法、お金の流れなどの講義を受講しました。また、地域で働く社会人1年目の先輩の講話や、企画立案グループワークなどを通して交流を深めました。
■雲南市で余暇と仕事を楽しもう!親子ワーケーション※プログラム
2月21日から3泊4日で「親子ワーケーションプログラム」を実施しました。
市の委託により、たすき株式会社(木次町)が株式会社雨風太陽(あめかぜたいよう)(岩手県・東京都)と連携して、野菜の収穫、酪農や食事作りなど、さまざまな体験プログラムを用意。一般募集で集まった都市部の6家族が参加しました。大東町阿用地区で行われたニンジンの収穫体験では、子どもたちが雪の中からニンジンを引き抜くと大きな歓声を上げていました。その後、雪遊びも楽しんでいました。
※「ワーク」と「バケーション」を掛け合わせた造語で、旅行先などで余暇を楽しみながら、仕事をする働き方