健康 こげなことしとーます 研究所うんなん(217)

■雲南市運動施設情報交換会
7月11日に、今年で3回目となる雲南市運動施設情報交換会を開催しました。この会は「和やかに学びあう」、「つながりと健康を育む」、「効果的で安心・安全な指導・管理」をテーマに、市内の運動施設に関わる管理者や運動指導者が集まり、取り組みの充実を図るための情報交換や交流を行うことを目的としています。
最初に、市内の関係者からの話題提供として、加茂BandG海洋センターラソンテ、ケアポートよしだ、おろち湯ったり館、雲南市立病院リハビリテーション技術科から、日頃の取り組みとプール運動での安全対策の現状について報告されました。また、若林哲也(わかばやしてつや)さん(長野県東御市文化・スポーツ振興課)から、日本唯一の高地(標高1735m)トレーニング用プールでの安全管理についてお話しいただきました。続いて、武藤芳照(むとうよしてる)さん(一般社団法人東京健康リハビリテーション総合研究所代表理事、東京大学名誉教授、雲南市名誉顧問)からは「泳げる人もおぼれる」と題し、泳げる人でもおぼれているようには見えないで静かにおぼれることや、幼いこどもはほんのわずかな時間でおぼれることなどから、おぼれる兆候は必ずしも目立たないことに十分注意して日頃の安全管理を行う必要があるとお話しいただきました。その後は、参加者全員で安全で効果的な運動プログラムや、プールの安全対策について活発な意見交換が行われました。
市では、市民の皆さんが安心して運動を通じた健康づくりに取り組めるよう、市内の運動施設をはじめ関係団体とともに、より安全で効果的な運動の環境づくりに努めています。ぜひ、市内運動施設で健康づくりに取り組んでみてください。

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問い合わせ先:身体教育医学研究所うんなん
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