イベント 『中世邑南町域関係史料集』発刊記念講演会を開催

『中世邑南町域関係史料集』発刊を記念した講演会が12月1日、田所公民館であり、町内外から約60人が参加し、古文書から分かる歴史への理解を深めました。
当日は、島根大学名誉教授の井上寛司先生、邑南町文化財保護審議会委員の富永美恵子さん、松江市の松江城・史料調査課水野椋太さんにそれぞれご講演いただき、中世の邑南町域は、石見・安芸・備後三国の境界領域で、当時の周辺地域を理解するうえで重要な位置にあったことなど、邑南町の中世における歴史的特徴について説明をしていただきました。
質疑応答では、「家を整理していたら古文書らしきものがでてきた。どうすればよいか」という質問が出たりするなど、講演会を受けて、身近に存在している古文書等への関心の高まりを感じさせました。

『中世邑南町域関係史料集』は現在販売中。詳しくは、邑南町教育委員会学びのまち推進課(【電話】83-1127)までお問い合わせください。