その他 編集後記

6月9日、気象庁から中国地方が梅雨入りしたことが発表されました。今月号の表紙が決まらずに、頭を悩ませている私にとっては、さらに気持ちが滅入りそうなニュースでした。
そんな折に、日貫公民館の主事から、6月10日に梅の収穫体験があることを教えてもらいました。「渡りに船」とはまさにこのこと。そう、「梅雨」の語源の一つには、「梅の実が熟す季節」という説があり、今月号の表紙ぴったりな被写体なのです。
当日朝、予定表に「梅収穫の取材」と書いたところで、主事から「雨で中止です」と悲しいお知らせ。とりあえず収獲場所で合流し、2人で梅の実を撮影。「雨しっかり降りましたね」「梅雨ですねぇ」と、笑い合ったものの、どこか湿っぽかった2人でした。
(大久保)