くらし 〔特集〕7月は「社会を明るくする運動」強調月間
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県倉敷市
- 広報紙名 : 広報くらしき 2025年7月号
■犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ
「社会を明るくする運動」は、全ての国民が犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生についての理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて、犯罪や非行のない明るい社会を築くことを目指しています。
立ち直ろうとする人たちに寄り添い、支える「更生保護」について理解を深め、それぞれの立場でできることを考えてみませんか。
■更生保護を支える人たち
◇倉敷地区保護司会 会長 吉田泰子さん
犯罪や非行をした人の立ち直りを支える「保護司」は、保護司法に基づき法務大臣から委嘱されるボランティアです。平成16年に拝命して以来、保護観察、生活環境の調整、犯罪予防活動などの更生保護に熱い思いを持って取り組み、多くの学びと出会いの機会を頂きました。
生きづらさや孤独・孤立などに起因する再犯の悪循環を断ち切り、誰一人取り残さない安全・安心な社会の実現を願って、今年度は215名の倉敷地区保護司と共に、計画している事業に精一杯取り組んでまいります。
◇児島地区更生保護女性会 会長 森揚子さん
私は、「更生保護女性会」に入会して14年目になります。犯罪や非行をした人の改善更生を支援するボランティア団体で、岡山刑務所・少年院の行事への参加や、更生保護施設への差し入れなど、会の仲間で話し合い、小さなことからさまざまな活動に取り組んでいます。
立ち直ろうとしている人たちを温かい目で見守り、応援する姿勢を持ち続け、活動を通して、犯罪や非行のない社会を築いていくことに貢献したいと思っています。
■「社会を明るくする運動」の関連イベント
◇街頭啓発活動
日時:7月2日(水)10時~
場所:美観地区~JR倉敷駅前
内容:更生保護への理解を呼びかけるパレード
◇更生保護市民大会
日時:7月12日(土)13時半~
場所:ライフパーク倉敷
内容:加藤裕司氏(被害者サポートセンター岡山)による記念講演会
◇応募ポスター展
市内中学生が制作した啓発ポスターを展示。
問い合わせ先:本庁福祉援護課
【電話】426-3321