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■特色ある事業で地域を支える 高屋なでしこ女性会

「高屋なでしこ女性会」が創設70周年を迎えました。
高屋地区の地域住民で組織する同会は、昭和30年に婦人会として創設されました。戦後、地域づくりなどに大きな役割を果たしてきた婦人会・女性会ですが、近年は高齢化や会員減少もあり、市内では同会を残すのみとなっています。
同会の主な活動は、地域行事への参加や体験教室の開催などのほか、特徴的な取り組みとして貸衣装事業が挙げられます。これは、同会の創設した年に地域の人から振袖が寄付されたのを契機に事業を開始し、その後、急速に拡大していきました。現在では打ち掛けや留袖、モーニングなどを揃え、京都から新作を購入しながら、7人の「衣裳部」を中心に、事業を展開しています。手頃な価格と充実した品揃えが好評で、市内外から多くの人が利用しています。
しかし、昨今の貸衣装業界は異業種からの参入が多く、競争が激化しているといいます。「衣裳部」の原田恵子(はらだけいこ)チーフは「安定していた事業もコロナで急激に情勢が変化し、衣装室もガラパゴス化していますが、新しい取り組みを模索しながら、丁寧な接客と気配りを心掛け、気持ちの良い衣装室でありたいと思っています」と語ります。
同会の37代目会長として、70周年の節目に携わる岡本克枝(おかもとかつえ)会長は「今後も貸衣装事業をはじめ、さまざまな活動を通じて、地域の団体と連携を図り、女性会の役割を果たしていきたいです」と語ります。
長い歴史を紡いできた「高屋なでしこ女性会」。今後の活躍から目が離せません。