健康 健康づくり応援通信

■骨を大切に!
皆さんは、骨粗しょう症をご存じですか?骨粗しょう症とは、骨の強度が低下して、もろく骨折しやすくなる病気です。高齢者に多い病気と思われがちですが、特に40代以降の女性や、過度なダイエットや不健康な生活習慣を続けている20~30代の人も注意が必要です。
主な原因に、加齢、女性ホルモンの減少、生活習慣、病気や薬による影響があります。年齢を重ね食事量が落ちると、骨の健康に必要なカルシウムやビタミンDなどの摂取不足が起こりやすくなります。また、女性では閉経以降、骨を作る働きを整えているエストロゲンという女性ホルモンが少なくなり、骨粗しょう症のリスクが上がります。
年齢を重ねても健康で質の高い生活が送れるよう、今からコツコツと強い骨を作る習慣を始めましょう。

◆骨を強くする習慣
◇食事
骨の主成分であるカルシウムとともに、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨づくりを助けるビタミンKも一緒にバランスよくとりましょう。
カルシウム:乳製品、小魚、小松菜、大豆製品など
カルシウムの吸収を助けるビタミンD:さけ、しいたけ、卵など
骨が作られるのを助けるビタミンK:ひじき、ほうれん草、納豆など

◇運動
骨は負荷がかかると強くなり、負担をかけないと弱くなります。運動習慣を取り入れ、骨に刺激を与えましょう。有酸素運動+筋力トレーニングが効果的です。
有酸素運動:1日30分程度のウォーキング、通勤や買い物に自転車を使うなど
筋肉トレーニング:スクワットやつま先立ち

◇日光浴
1日15分の紫外線を浴びることで、体内にビタミンDが作られます。

問合せ:健康づくり課
【電話】21-0228