- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県高梁市
- 広報紙名 : 広報たかはし 2025年3月号(245号)
■高梁市成羽美術館
◇開館30年記念事業 芸術の系譜 児島家三代展
―児島虎次郎・児島塊太郎・児島慎太郎―
期間:4月5日(土)~6月8日(日) ※3月17日(月)~4月4日(金)は休館
観覧料:一般・シニア1000円、高大学生500円、小中学生無料
成羽町出身の洋画家 児島(こじま)虎次郎(とらじろう)は、短い生涯の間に我が国の近代洋画壇に偉大な足跡を残しただけでなく、日本初の西洋美術館である大原美術館設立の礎をつくりました。また、画家としての卓抜な審美眼から選び抜かれ蒐集された古代エジプトコレクションは斯界からも高く評価されています。その虎次郎の芸術への情熱と進取の気質、そして幅広い芸術活動は子孫である二人の芸術家——孫の陶芸家・児島(こじま)塊太郎(かいたろう)と曾孫の洋画家・児島(こじま)慎太郎(しんたろう)に引き継がれて今日に至っています。本展では、児島虎次郎の絵画作品や古代エジプトコレクションとともに、児島塊太郎と児島慎太郎の作品も一堂に展示し児島家三代にわたる芸術の系譜をたどります。時代を超えた三人の美の饗宴をお楽しみください。
・児島塊太郎(陶芸家)
虎次郎の孫。備前焼人間国宝の藤原(ふじわら)啓(けい)に入門、その子息である藤原(ふじわら)敬介(けいすけ)に師事しながら主として美濃焼を学ぶ。斬新で近代的な作品を創作している。一方で、祖父・虎次郎の画業と生涯の足跡を辿るべく、ヨーロッパをはじめ中国にも度々足を運んでおり、日記や書簡から虎次郎の生涯を紐解く研究活動にも力を注いでいる。
・児島慎太郎(洋画家)
虎次郎の曾孫。曾祖父が歩んだ洋画家の道を目指してフランス、イギリスに留学の後、出身の総社市をはじめ沖縄、北海道、ギリシャや中国などの国内外を巡り、その土地の風土を独特の柔らかい色彩児島塊太郎で表現。本展では最新作アメリカシリーズも並ぶ。
■吉備川上ふれあい漫画美術館
◇春のワクワク体験教室
3/20(木・祝日):春のグリーティンカードを作ろう!
3/22(土):描いて楽しい缶バッジ!
3/23(日):描いて回してアニメーション!
3/29(土):アイロンビーズでカラフル小物を作ろう!
3/30(日):キャラクター下敷きを作ろう!
家族や友達と楽しめる手作り体験教室を上記のとおり開催します。お誘いあわせのうえご参加ください。
時間:午前10時~/午後2時~(1日2回・随時参加可能)
場所:吉備川上ふれあい漫画美術館 体験講座室
定員:各回15人程度(参加には入館料が必要)
休館日:毎週月曜日(3月末まで)
■各施設の展示一覧
※開館日や開館時間が変わる可能性があります。
入館無料の対象:未就学児/市内在住の小中学生(学校休業日に利用する場合)/障害者手帳を持つ人と介助者1人/市内在住の65歳以上(成羽美術館は対象外)
問合せ:常設のみの施設
山田方谷記念館【電話】22-1479
景年記念館【電話】21-1516(社会教育課)