くらし [コラム]消費のアドバイス(第107回)

◆「見守り」と「気づき」で高齢者の被害を防ごう!
年末年始は久しぶりに家族と顔を合わせる人も多いのではないでしょうか。高齢の家族の様子に気を配り、消費者トラブルのサインに早く気づいて見守りにつなげましょう。

◇見守りと気づきのポイント
〔居室・居宅の様子〕
・不審な契約書や請求書、宅配業者からの不在通知などはないか
・不審な健康食品、魚介類などはないか
・新品の布団など、同じような商品が大量にないか
・屋根や外壁などに不審な工事の形跡がみられないか
・複数社から配達された新聞や景品類はないか
・居室が不自然に散らかっていないか
・不審な業者が出入りしている形跡はないか
〔本人の言動や態度など〕
・不審な電話やメールのやり取りなどはないか
・お金に困っている様子はないか
・預金通帳などに不審な出金の記録はないか
・何を買ったか覚えていないなど、判断能力に不安はないか
・元気がないなど困った様子はないか

◇アドバイス
・「知らない電話には出ない」「その場で契約せず家族や周囲に相談する」など対応策を伝えましょう。地域の見守り活動や留守番電話機能なども活用しましょう。
・困ったとき、心配なときは、消費生活センターなどにご相談ください。家族や地域包括支援センターの職員など周囲の人からでも相談できます。

赤磐市消費生活センター【電話】955-4783(平日午前9時~午後4時)
消費者ホットライン【電話】188(土日祝もつながります)

問合せ:くらし安全課