- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県奈義町
- 広報紙名 : 広報NAGI 2026年1月号(830号)
■今年を良い年に希望ある未来へ進めて参りましょう
昨年12月に首都直下型地震の被害想定が政府の有識者会議から発表されました。マグニチュード7.3の地震で、その被害は死者1万8千人、焼失棟数は40万棟、経済被害は83兆円とのことですが、12年前の2013年では、死者2万3千人、焼失棟数61万棟、経済被害は95兆円とあり、この12年間に死者5千人、棟数21万棟、被害金額12兆円とそれぞれ減少しています。これは防災計画等により耐震化や火災対策が一定程度進められた結果、得られたものと言われています。
奈義町では、昨年末に消防団の年末夜警が行われました。防火や防犯の呼びかけは、消防団の法被姿とともに、我々に安心感と注意喚起を与えてくれました。また、11月には総合防災訓練そして12月初めには模擬火災訓練が計画的に行われており、消防団をはじめ自主防災組織や、圏域消防の活動が防災に大きな力を果たしています。防災の基本は、自助・共助・公助です。目の前の火事はすぐに消火する必要がありますが、地域の火災を減らすための対策を計画的に進めなければなりません。
行政の基本も住民自治であり、自助・共助・公助です。自治の目標は誰もが安心して最期まで住み続けられる町、持続的発展の町づくりです。その最大の課題は、人口の維持。働くところ、住むところ、そして子育て支援と魅力ある教育、また、生活を楽しむ文化・芸術等々の町づくりが、計画的に進められてきました。
奈義町は、これからも高齢者対策を行いながら、若者に夢や希望を与えなければなりません。若者に魅力を感じてもらい町に残る、町に移住する選択をしてもらうための一つとして、「アートの森」事業は、誰もが憩える森のあそび場に感性を育むアート作品を配置すると共に、人口維持のための賃貸住宅を整備し、併せて観光振興につながる事業として計画的に取り組まなければなりません。
町の価値を高める事業になると思います。皆さんで希望ある未来へ進めましょう。
