くらし 議会-第2回町議会定例会 6月11日~20日(1)

【補正予算など10議案を議決】
令和7年第2回町議会定例会を6月11日から23日までの会期13日間で開き、20日に全議事日程を終了して閉会しました。
今回の議会には、固定資産評価審査委員会委員の選任同意や専決処分の承認、条例の制定や補正予算など10議案を提出。すべて原案どおり同意、承認、可決されました。

◆行政報告
町長は、議案の提案説明に先立ち、最近の町行政について、次のとおり報告しました。

◇主食用米の作付けは前年比増の314.66ha
令和7年産の主食用米については、提出のあった営農計画書から、作付面積314.66ヘクタール。昨年より2.82ヘクタールの増となっています。
経営所得安定対策の水田活用交付金の申請予定は155戸で、面積は延べ46.1ヘクタール。前年比で26戸、32.8ヘクタールの減となっています。
新規就農関係の見込みについては、給付金の受給者が8名、研修生が2名です。

◇物価高騰対策に地域商品券を配付
物価高騰対策として町民の家計負担軽減と、地域経済の支援のため、令和7年5月1日時点で本町の住民基本台帳に登録されている方を対象に、1人6千円分の商品券を配付します。
現在、商品券取り扱い事業者の募集とあわせ、商品券配付に向けて準備を進めています。

◇令和7年3月に完成 下弓削の民間賃貸住宅
町有地を活用した定住促進として、下弓削エンゼル団地2期地区の一部を民間事業者に譲与し、建設していました賃貸住宅・プランタン久米南が3月に完成しました。
木造2階建てメゾネットタイプ2戸と木造平屋建てワンルームタイプ3戸の計5戸を募集していましたところ、5月末時点で、4世帯が入居されている旨報告を受けています。
この事業により、さらなる定住促進と少子化対策につながることを期待しています。

◆同意
◇固定資産評価審査委員に山口氏を再任
固定資産評価審査委員会委員の選任について、地方税法の規定に基づき、議会の同意を求めました。
これは、山口修治委員(南庄)の任期が7月31日で満了することによるもので、同氏の再任が同意されました。任期は3年です。

◆承認
地方自治法の規定に基づき、専決処分としていた次の議案について承認されました。

◇町2条例に所要の改正
関連法令の一部改正に伴い、次の条例の一部を改正しました。
・久米南町国民健康保険税条例
・久米南町税条例

◆条例制定
関連法令の一部改正等に伴い、次の4条例の制定案が可決されました。
・久米南町附属機関設置条例並びに非常勤職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
・久米南町給水条例及び久米南町公共下水道条例の一部を改正する条例
・久米南町布設工事監督者が監督業務を行う水道の布設工事並びに布設工事監督者及び水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例
・非常勤職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例