- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県久米南町
- 広報紙名 : 広報くめなん 令和7年7月号
みんな笑顔で声かけて 健康仲間をふやすまち
◆つけない・増やさない・やっつける 3原則で防ごう!夏の食中毒
気温や湿度が高い夏場は、細菌が増えやすく、食中毒の危険が高まります。
現在、県内全域に食中毒注意報が発令されています。食中毒予防の3原則を守って、食中毒を防ぎましょう。
◆食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」
◇菌をつけない
・衛生的な手洗い
調理の開始前、生の肉をさわった後などは、しっかり手洗いをしましょう。
・調理器具の洗浄消毒
包丁やまな板、ふきんなどは、十分に洗浄・消毒を行いましょう。
・食品同士の汚染を防ぐ
生肉は容器に入れ、冷蔵庫の最下段に保管しましょう。
◇菌を増やさない
・温度と時間を管理
調理した食品は冷蔵庫に保管し、できるだけ早く食べましょう。
◇菌をやっつける
・肉は中心部までしっかり加熱
食肉などに付着している多くの有害な細菌は、75℃で1分間加熱することで死滅します。
◆特に注意!最近多い食中毒の原因を紹介します
◇カンピロバクタ―
生の鶏肉などに生息!
・少ない菌でも食中毒に
・加熱で死滅できる
◇黄色ブドウ球菌
手のキズにひそんでいる!
・おにぎり・お弁当で多く発生
・ラップや調理用手袋の使用で予防
◇ウェルシュ菌
酸素が少ない場所が大好きな菌!
・酸素の少ない鍋の底で増殖!
・煮込み料理の放置で多く発生
◇アニサキス(寄生虫)※体長2~3cmで目視できる
サバ、アジ、イカなどの魚介類の内臓に寄生!
・新鮮な魚を選び、すぐ内臓を除去
・冷凍(-20℃24時間)で死滅
問合せ:保健福祉課
【電話】728-2047